対象:お金と資産の運用
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現在10年固定金利1.35%、20年返済の6000万円の住宅ローンを抱えています。住宅ローン控除は4000万円が対象であと9年です。年収2400万です。貯金は600万です。このままの月収でいけば、10年程度の返済を考えています。今後収入の変動により、1800万円まで落ち込む可能性もあります(逆に上昇する可能性もあります)。住宅ローン控除の期間などを利用して運用などに回し、控除がなくなり次第余剰金を返済することなどを考えています。運用に関しては素人で、セゾンのノーロードの投資信託などを考えています。返済に関しては、住宅ローンが4000万円までは0.9%くらいの運用に当たり、それ以降は控除の期間に関しては0.35%、その後1年間固定期間は1.35%、それ以降は変動金利分なので、4000万円までは返済に回しそれ以降の控除の期間は運用にするのが無難と愚考しております。現在の経済状況であれば、どのような計画を立てていけばよいでしょうか。よろしくお願いします。
investment ?さん ( 兵庫県 / 男性 / 34歳 )
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資産運用と住宅ローンの考え方
investment ?様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、住宅ローン控除の枠を利用できる部分は、ローンを残しつつ、それを超える部分は、なるべく繰上げ返済をしていくという考え方もひとつです。
通常は、ローン残高4千万円以下を目指すことをおすすめします。
ただし、低金利でお金を借りられている状態で、より積極的にリターンを求めていくのであれば、別の考え方もあるでしょう。
なお、住宅ローンは、金利だけでなく、保証料や団信も考慮してください。
運用については、結局のところ、ご自身でどの程度のリスクをとっていい、と考えているかがポイントになります。
繰上げ返済とは異なり不確実性がありますが、仮に、運用が上手くいかなかったとしても、当面は、勤労所得で十分カバーできるし、生活上は特に困らないということであれば、割安感のある投資対象を選んで運用していってもよいと思います。
世間一般に悲観ムードが広がっている時期は、実はチャンスです。
短期的には、大きく下落する可能性もありますが、今投資をしておけば、長期的には、十分に収益が期待できると思うので、将来的なリタイアの時期も早められるのではないでしょうか。
もちろん、ただ何かを買えばよい、ということではなく、どのように計画を立て、運用するのかも重要です。
あとは、もし投資信託で運用していくのであれば、銘柄やカテゴリーごとのリスクとリターンの傾向を調べておいた方がよいでしょう。
リスクのコントロールという観点からは、バランス型ファンドよりも、リスク・リターンの傾向の異なるファンドの組み合わせで運用していった方がよいと、個人的には考えています。
例えば、債券型よりも株式型の方が、先進国型よりも新興国型の方が、リスクは高めだが、期待リターンも高めといった具合に、傾向が異なります。
マーケット環境やライフプランの変化に応じて銘柄ごとの配分を変えることで、リスクの管理が可能になります。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
investment ?さん
2012/08/27 23:29参考になりました。金利は保証料、団信含んだ金利です。リスク分散をした上での返済と投資のバランスを考えていければと思っています。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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