対象:住宅設備
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長谷川 高士
住宅設備コーディネーター
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ポイントは、お湯の素!(電気かガスか石油か)
こんにちは。水まわりアドバイザーの長谷川高士です。
温水器、給湯器選びのポイントは、お湯の素(お湯を何でつくるか)です。
まず確認しておきましょう。
どの温水器、給湯器でも
1) お湯の色や味、温度は変わりません。
2) お湯の出し方、温度の変え方などの使い勝手も変わりません。
では、何が違うか。それは「経済性」と「機能」です。
経済性とは、機器の金額とお湯を作るのにかかる燃料や電気代のこと。
機能とは、自動湯張りや追焚き、自動保温など給湯器でできること。
(蛇口からお湯が出るのは基本です)
経済性は、お湯(熱)の素を電気にするか、ガスにするか、灯油にするかで変わります。
機能は、お湯の素が何であれ、それぞれ機能のあるなしを選べます。
つまり、何はともあれお湯の素を決めましょう!ということです。
機器の金額は、エコキュート > 電気温水器 > 石油 > ガス
燃料電気代は、エコキュート < 石油 < 電気温水器 < ガス
最初にたくさん払って、毎月少しずつ取り戻すか(エコキュート)。
最初の出費を抑えるか(ガス)。
まずはここを考えて、電気か石油かガスか、という選択をしましょう!
ただし・・・忘れてはならないのが「お湯以外」。
電気やガスは、お湯をつくる以外に調理や暖房にも使います。
毎月の光熱費をもっとも抑えるには、オール電化が一番です。
ただし、その場合、給湯や暖房でガスや石油を使用できなくなります。
電気かガスか石油かの選択には、お湯だけでなく生活スタイル全体で、
「どうしたいか」
という確認が必要です。
また機能ですが、メーカーによる差はほとんどありません。
大きく分けて、
1) 給湯専用(蛇口からお湯が出るだけ。温度設定は可。湯張りは手動)
2) セミオート(自動湯張り、追焚き、自動保温)
3) フルオート(自動湯張り、追焚き、自動保温、自動たし湯)
の3種類です。
温水器、給湯器も寿命があります。
通常は2年保証ですが、さまざまな延長保証サービスがあります。
延長保証サービスの内容でメーカーを選ぶのも大切なポイントだと思います。
補足
こちらもご参照ください。
コラム「本当にトクしている人は、選ばせ上手なのです。」
http://profile.allabout.co.jp/pf/hasegawa-setubi/c/c-37753
(現在のポイント:-pt)
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