対象:お金と資産の運用
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海外資産の運用についてのアドバイスをいただけたらと思います。
海外駐在10年目です。今年の秋からの日本勤務を命じられました。
過去の勤務地(欧州、香港)に現地銀行口座とそれぞれの現地通貨及びUSDで合計1億円弱持っています。また、日本に預金が3000万円強あります。
転勤の辞令を機会にライフプランの素案を作ってみたのですが、海外資産について当面生活に使用する必要はなさそうに思えました。
円高の現状も考えると転勤に際して外貨はそのまま残しておいたほうがいいのかなと思っています。
また中長期的に世界の社会システムが不安定になり、日本においてはインフレが必定と想定しています。
そのような中で 安全な資産の保持はどのようにすべきか、またうまく運用が出来れば、早期退職、老後資金に活用したいと考えています。
-以上アドバイスいただけたら幸いです。
*40代前半男 妻、幼稚園児1人の家族構成です。
arami99さん ( 東京都 / 男性 / 41歳 )
回答:1件
世界経済とライフプラン
arami99様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、私も日本において、将来的にインフレが起こるのではないか、と予想していますが、これは、日本だけでなく、世界的な流れになるとみています。
というのも、今、日米欧の先進国は、莫大な国家債務の問題に悩まされていますが、ギリシャの例からも分かるように、大増税など、緊縮財政だけで、この問題を解決するのは困難です。
ちなみに、リーマンショックからこれまでの経緯としては、金融危機→政府・中央銀行が、財政出動や国債買取などで救済→危機の鎮静化で株価上昇→再び金融危機が起こり株価下落、というパターンを繰り返してきました。
おそらく今後も、このパターンを繰り返すのではないでしょうか。
禁じ手と考えられてきた、中央銀行による国債買取は、一時的なカンフル剤としては有効ですが、これが常態化すると、歴史の教えに従えば、ハイパーインフレということになります。
と、こう書くと、オカルト的な話と思われがちですが、その可能性がゼロとはいえない以上、対策をとっておくべきだと私は思います。
また、インフレは、一時的には物価上昇による社会不安が起こりますが、新陳代謝のような機能もありますので、一方的に怖がるだけのものでもありません。
なお具体的なインフレ対策としては、通貨のみに資産を偏らせないことが大事です。
例えば、株式、不動産、貴金属などに資産を分散させることもひとつの方法です。
さらに具体的な方法は、この問題について、日々、調べたり考えたりしている専門家に個別に相談していただいた方が安心です。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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