対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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かんぽの30年満期の養老保険にはいって10年になります(現在42歳です)。保険料は年間242320円で保険金額は800万円です。死亡時と満期時に800万円受け取る内容で貯蓄の一環として加入しておりましたが、10年たって見直したほうがいいのかどうか検討したいと考えたもののなにをどこから見直したらいいのか、その必要がないのかも含めてアドバイスをお願いします。また、現行の保険では満期時に800万円受け取れますがその際は所得税の対象になると聞きました。所得税はいくら課税されるのでしょうか?
mumumahhaさん ( 北海道 / 男性 / 42歳 )
回答:3件
清水 光彦
ファイナンシャルプランナー
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養老保険はそのまま継続をお勧めします
養老保険は貯蓄に近い保険です。
解約すると損になることが多いので、基本的には満期まで継続されることをお勧めします。
一方、必要な保障額は800万円で充分でしょうか?
ご家族の状況などから、「どの程度の保障が必要なのか」をお近くのFPにご相談されるとよいでしょう。
もし、保障額が不足しているようでしたら、不足分は掛け捨てタイプの保険をお勧めします。
なお、満期の際の所得税ですが、年間保険料242,320円×30年=7,269,600円を支払い、8,000,000円受け取る契約ですので、差額の730,400円が利益となりますが、控除額が50万円あり、さらに残りの金額の1/2が所得として課税対象となりますので、所得税の金額としては心配するほどの金額にはならないでしょう。
清水保険資産設計 http://www.sifp.ecnet.jp
評価・お礼
mumumahhaさん
2011/11/03 23:19わかりやすい回答ありがとうございました。他には保険に加入していないので追加する形で検討いたします。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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加入した時の目的を思い浮かべましょう
はじめまして、mumumahhaさん。
マネースミスの吉野です。
まず所得税の事についてお伝えします。
所得税は受取総額から保険料総額を引いた額が、一時所得の金額として所得税の対象となります。
一時所得は所得した金額から控除額の50万円を引いた額の2分の1を他の所得と合算して所得税の計算がされます。
ですので他の所得などによって違ってきます。
それを踏まえたうえで、一度どれくらいの額が所得税と合算されるか計算されるとよいでしょうね。
FPとしては、個別の税務に関する回答が制限されており、仕組みについてのみの説明とさせていただきます。
また養老保険は以前は利回りの良い貯蓄性として多くの加入がありました。
しかし、mumumahhaさんが現在加入されている養老保険は、年間242,320円で30年間の支払ですので総額が7,274,400円で配当金がなければ725,600円の利益があることになります。
これは税金などを考慮しなければ10%弱となり、30年間で10%も増えていない事になりますね。
しかし、現在では超低金利時代が長く続いており、普通預金に預けているよりは良いかもわかりませんが、他の運用方法で良いものがあるかもわかりませんね。
またmumumahhaさんのご家族の状況や他の保険の加入状況などによってもいろんな選択があるとおもいます。
他に保険に加入されておられるのであれば、他の保険も含めた見直しをされるのも良いでしょうね。
FP事務所 MoneySmith
吉野 裕一
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
補足
保険料総額と利益について、計算間違いがありました。申し訳ありません。
保険料総額7,269,600円
利益 730,400円
となり、約10%となります。
評価・お礼
mumumahhaさん
2011/11/03 23:21他には保険に加入していないので追加する方向でで検討いたします。回答ありがとうございました。
吉野 裕一
2011/11/04 13:53高評価頂き、ありがとうございます。
他に保険に加入されていないのであれば、現在の保険を基本に他の保険も検討されると良いでしょうね。
奥さまやお子様がおられると、mumumahhaさんが万が一亡くなられた時の保障やご自身のけがや病気の保障も大切です
渡辺 美晴
保険アドバイザー
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養老保険の見直し
こんにちは
保険アドバイザーの渡辺です。
保険料が年間242,320円とすると、30年では7,269,600円です。
満期で800万円が受取りなら、家計の問題がなければ継続して問題無いように思います。
何をどこから手をつけて良いか・・・
というのは、それほど現状に不満が無い証しでもあります。
不満の例としては、
保険は養老保険のみで、20年後に保障が切れるので何とかならないか?
とか
家計を圧迫しているが、良い方法はないか?
とか
保険以外の運用を考えているが、切り替えた方が良いか?
とか。・・・でしょうか。
こうした具体的な課題が出てきたら見直し時と考えて良いと思います。
その辺を振り返って頂ければ答えはすぐに見つかると思います。
ところで、所得税のお話しですが、現在の制度では、
保険料支払い総額と満期金の差額が所得となります。
今回の事例では、約70万円が差額ということになりますが、
基礎控除50万円を引いた、約20万円の半分つまりおよそ10万円が課税対象として
その年の所得に合算されます。
以上簡単で恐縮ですが
参考になれば幸いです。
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評価・お礼
mumumahhaさん
2011/11/03 23:25大きな不満も課題もないことがよく認識できました。強いて言えば家族のために保障額を増やす必要があると思いますので保険の追加検討を考えます。大変わかりやすい回答ありがとうございました。
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