対象:子供の教育・受験
現在中学2年の息子を持つ母です。よろしくお願いいたします。
中学入学当初は成績がよかったものの、次第に下がる一方です。原因は本人やる気!がまったく無いです。
ほかに興味があるもの(パソコン)に夢中で勉強はますますやらなくなってしまいました。こちらもあきらめずに勉強するよう促すのですが、成績を上げて何の意味があるの?と言い、どこでも努力しないで入れる高校に入ればそれでいいという考えです。
そのことは、私から担任にも相談しており、「やればできるのに残念です。こちらからも話しますね。」ということでしたが、本人にまったく変化ありません。
それなりの高校に入って、それなりの仕事につけばそれでいいという考えです。
まったく前向きな気持ちがありません。このままでは、落ちていく一方です。それでも本人はいいといいます。
こういった息子の気持ちは理解できませんし、今後とても心配です。
受験も控えているので早く気持ちの切り替えをしてもらいたいと思います。
本当に困り果てております。どうか、よきアドバイスお願いいたします。
ちょりこさんさん ( 秋田県 / 女性 / 41歳 )
回答:3件
「やる気がない」のではありません。
はじめまして。ファイナンシャルプランナーの杉浦と申します。
中学2年生は成長の個人差が一番大きい時期であり、男子の一部においては体が急成長しているにも関わらず、心や行動は小学校8年生レベルという子もいます。
ちょりこさんの息子さんは将来どんな職業に就きたいと言っているのでしょうか?
そしてちょりこさんが考える「それなりの仕事」とはどんな仕事なのでしょうか?
文面からの推測で恐縮ですが、ちょりこさんと息子さんでの希望が合致していないように見受けられます。
「パソコンにばかり夢中」に見えても、将来はプログラマー、ゲームクリエータやデザイナなどになりたい、というしっかりとした希望をもっているケースも多々あります。
今は先生や両親が「勉強しろ」と言っても聞く耳をもてないだけであり、やる気がないのではありません。
そこで「希望の仕事に就くためには、どんな高校へ行ったらいいかしら?」のような本人に考えさせるようなアドバイスをしてみてはいかがでしょうか?
3年生になってから成績が上昇するお子さんもいらっしゃいます。
やればできる息子さんであるならば、上昇の可能性は十分にあります。
気持ちの切り替えをさせるために、塾や家庭教師に多額のお金を使うご両親もいらっしゃいますが、まずは息子さんと同じ目線となり、共感できる部分を見つけることが望ましいと考えます。
回答専門家
- 杉浦 詔子
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー、カウンセラー)
- みはまライフプランニング ファイナンシャルプランナー、カウンセラー
働く人たちの夢をかたちにするファイナンシャルカウンセラー
「働く人たちの夢をかたちにする」会社員とそのご家族等へのキャリアプラン(生活)とライフプラン(家計)の相談と講義、執筆を行っています。女性のキャリアと家族や恋愛等コミュニケーションに関する相談、FP等資格取得支援にも力を入れています。
発達心理学よりアドバイス
今日は、子供さんは最近いかがですか?
カナダの大学で発達心理学などを研究している大澤眞知子と申します。
発達心理学上、科学的根拠のある説を基にコメントさせていただきますね。
(L.E.Bark, Infants, Children and Adolescents. 2008)
12歳から18歳くらいまでで人間の脳は大きく変わります。
特に14・15歳では、Self-Esteem (自分にどんな価値があり、どんな能力があるのかの認識)が大きく育つ時期で、それにつれ自分のIdentity (自分が何者か)の確立が始まります。
しかし、残念ながら、日本の教育環境、社会環境、またそれらに影響されて子供を育てる家庭環境は、そのような発達に必ずしも最善の環境ではなさそうです。
ちょりこさんのお子さんは、そのような日本的環境の中でSelf-Esteem, Identityに確信が持てず迷っている状態だと感じます。
健全な発達を促す環境とは:
1) 将来の職業選択の指針となる多くの経験をし、自分の興味を探せる環境。
2) それら経験、発見を現在の教育現場で更に深く追求出来るカリキュラム、サポート体制があること。
3) 自分で自分の興味をみつける環境にある子供は、高いSelf-Esteem を持ち、その自分の価値で社会の中での存在意義(Identity)を見出す。
4) 高いSelf-Esteem, 確固としたIdentity に向かう子供は、学校での勉強は、その自分を完成させるための手段だと考え前向きに、動機を持って取り組むようになる。
補足
逆に、好ましくない(日本のような環境)で育つ子供に起こりがちなこと:
1) Self-Esteem ,Identity をみつけ始めた時期に、社会の既成通念により(「勉強しなさい、みんなそうするもんだから。」「いい学校に行きなさい、それが正しいことだから。」)など、周りから追いつめられると、自分自身に興味を失い、受け身な態度の中に閉じこもってしまう。
2) 仕方なく、親や、教師や、友達の言葉を何の疑問もなく受け入れ、その受け入れることが自分のIdentity だと勘違いを始める。
3) このような状態でTeenager の時期を過ごした子供は、自分の意見を持たず、自分の問題を自分で解決出来ず、周りの流れに合わせ、周りの反応をみながら自分を確認するようになる。 「どうでもいい。」「みんながそうするから自分も。」という考え方に陥る。
4) Self-Esteem はおのずと低くなり、自分のIdentityも確立出来ないまま大人になると、将来への希望を持つことが難しくなり、反社会的な行動に出たり、深刻なうつのケースになることもあり得る。
どうでしょう。 お子さんの環境で思い当たることはありますか?
特に今の日本で将来への希望と確信を持って勉強しろというのは、大人にも難しいことだと思えます。
そんな中で大切な時期を過ごす子供たちには心が痛みます。
親として心穏やかではないとは思いますが、じっくり見守り、いっぱい話を聞いてあげて下さい。
お子さんが高いSelf-Esteem を持ち、確固としたIdentity に自信を持てますよう、応援しております。
回答専門家
- 大澤 眞知子
- (カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
大澤 眞知子が提供する商品・サービス
パンデミック後の留学カウンセリング
池口 洲
研修講師
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刺激を
若い脳には刺激を与えましょう。
18になったらワーキングホリデーで海外に出してあげて下さい。
海外では否応なしに 自立しなければいけませんし
責任も取らなければいけません。
大きくなりますよ あっというまに。
セミナーにご参加くださいな
情報収集として。
http://www.jawhm.or.jp/
補足
セミナーは無料です。
日本中の方に参加してもらいたいので。
本当に人生を前向きに考えられるようになるのがワーキングホリデーですよ
海外ですよ
(現在のポイント:1pt)
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