対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
今年主人が他界し母子家庭の母となりました。死亡保険金の運用について、自分なりに、銀行へ相談したりして、管理し始めたのですが、小学6年生の子供がいるので、成人するまで必要な資金なので、こうしたらもっと、良いという、アドバイスを頂きたいと思います。
内訳として、死亡保険金3000万円
そのうち、1000万円は、ドル建て年金保険10年もの500万円は、先日募集のあった、個人国債金利固定型5年へ残りは、銀行の定期預金3ヶ月もの700万
普通預金(スーパー普通預金金利0.25%)500万
ネット株式の日本株分が200万(毎日変動あり)
その他、生前からの預金と退職金等で住民税、葬儀費用等を差し引いた残ったお金が、約1000万(すべて引き出し可能な普通預金)ありますが、そのうち、今の賃貸の家賃として毎年かかるお金が180万と、2年おきの更新時に数万円です。今の住まいは都内23区内です。
遺族厚生年金があり、子供が18才の春までは、年間150万円ほど支給される予定です。また、区の、ひとり親政策で、医療費は、親子ともどもほとんど、実費支払いがなく、その他、子供育成手当て等月に約1万5千円がありますが、毎月5000円の支給分については確か、小学校卒業までとのことでした。
また、私の収入は以前から家計補助のために、していた委託型在宅ワークで、月平均10万円ほどあります。ただ、この仕事も、何年できるか、わかりませんが
今のところは、男親を失った子供の精神的ダメージ等の心配から家に居てあげたいと思っています。
流動的ではありますが、助成金と、年金、在宅ワークの収入を合わせると、毎月25万ほどになるかと思います。
来年から中学ですが、公立に行かせる予定です。
以上が、現状です。普通預金にある、資金の運用をどうしたらいいのか、アドバイスをお願いいたします。
みやびさん ( 東京都 / 女性 / 41歳 )
回答:3件
入り口より出口を!
みやび様 はじめましてFP岩川です。
死亡保険金の運用は、貯蓄で築いた財産とは、全く思い入れの異なる財産であることお察しします。
「大切に利用しなくてはならないお金であり、失敗してもならないお金である」と言う観点から、どのように考え、守っていくことが有効であるかアドバイスさせていただきます。
運用だけではありませんが、お金をうまくコントロールするには、入り口(購入時)の良さに惑わされずに、出口を見極めることです。
生命保険の出口をご経験されたみやび様には、誰よりもその大切さはご存知かと思います。
例えば、
入り口(購入時)の表示利率で決定する。
最近、年利率のが8.4%もある海外債券の販売を見かけます。格付も良く一瞬迷います。
出口、つまり、最終的にいくら支払い、いくら受取れるかが重要です。ちなみに今販売されている海外債券の中には思いもよらない為替手数料で最終利回りは、3%程度になるのも珍しいことではありません。(為替の変動がないと仮定した場合です。)
また、外貨建ての場合は、とくに、出口をよく考えることです。
メリットを享受できる人もいれば、円建てが有効な場合もあります。出口を具体的に想像しなければ、見落としがちな手数料も含めて考えることが重要です。
運用は、理解できない複雑なものに手を出さずにシンプルに行うことです。
私は、一般家庭で行う資産運用には、お財布の管理方法をご案内しております。わかり易く簡単に管理できます。一括で行う投資、積立で行う投資のどちらも同様に管理できます。
5月のQ&Aにお財布の管理方法を記載しています。
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/qa/detail/3675
直接の解決になりませんが、参考になれば幸いです。
評価・お礼

みやびさん
岩川先生。わかりやすいアドバイス、ありがとうございました。お財布の管理方法、やっているつもりでも、具体的に、年数を区切って、考えていませんでした。2年以内、我が家の場合は、来年子供が中学入学なので、そこに当てはまり、7年以内、には、途中高校入学、と大学入学が入ります。その後の10年以上として、子供の大学卒業から先、と分散する目安にすれば大体の、必要なお金、使わないお金、の区切りが、できたんですね。運用は、理解できない複雑なものに手を出さず、シンプルに行う。まさに、そうですね。投資信託については、私の中では、あまり良い、イメージが無かったのですが、先生のHPを拝見して少し見方が変わりました。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
資産配分の考え方をお答えします
みやび様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。ご質問にお答えします。
投資・運用の成果は資産配分の影響が90%あるとされています。従いまして投資運用では下記の手順をお勧めします。
1.まず基本的な生活資金の6か月分を現預金(普通預金)として確保下さい。
2.残った資金を定期預金、国内外の債券と株式の5資産に配分下さい。
この資産クラスに均等に20%配分するパターンがリスク・リターンのバランスが良いと考えます。
みやび様の投資方針として、リスクを抑えるのであれば、債券の比率を高め、為替変動リスクを抑えるには国外の比率を抑えるなどのパターンをご検討下さい。
定期預金はネットバンクの利率が高めでお勧めです。債券はMMFと国債が優れています。現在、どちらも保有されていますのでご継続下さい。国内株式はTOPIXに連動する上場投信が購入・保有コスト安くお勧めです。海外債券と海外株式はインデックスファンドをお勧めします。私のホームページに資産配分シリーズとして掲載していますので、色々な資産配分比率と期待収益率を試算下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
3.上記資産配分表に現在の普通預金を除く資産額3400万円当て嵌めますと、均等配分の場合、定期預金は0円、国債に150万円、日本株式に480万円、外国株式に680万円の配分をお勧めします。既に外国債券の部分は320万円超過していますので、外国株式から減額する配分になります。
4.ドル建て年金保険は満期後は、国債や投資信託への投資するようお勧めします。
通常この保険は保険部分と資産運用部分の手数料がかかり、コストが高めになります。為替変動リスクも受けますので、ご自分の資産配分で債券・株式対象の投資信託購入をお勧めします

ファイナンシャルプランナー
-
長期資金計画が必要です。
みやびさん、始めまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
ご主人をなくされてさぞかし心細い思いをされているのではないかと、ご心中お察しします。
ご相談の資産の運用には長期資金計画が必要です。
とりあえずお子さんの大学資金は個人向け国債の500万円を当てるとしても
生活費、家賃など、「お子さんが独立するまで」ではなく、みやびさんの老後資金を含めて考える必要があります。
まず収入ですが、
お子さんが18歳の3月高校を卒業するまでが150万円と言うことは
その後遺族厚生年金が約50万円+中高齢寡婦加算約60万円、合計110万円
65歳より、遺族厚生年金約50万円+ご自身の老齢年金(国民年金の加入年数×2万円)となります。
現在収入が25万円として、年間300万円
これから家賃180万円を引くと、残りは120万円です。月10万円で家賃以外の生活は可能ですか?取り崩しは月いくらくらいになるでしょう?
お子さんが大学になると年金は110万円になりますから、それにお仕事の収入が120万円として合計230万円。家賃180万円を差し引くと月4万円ほどしか残りませんね。この間の取り崩しはいくら?
その後お子さんが独立されて、肩の荷が下りると、今度は自分の生活があります。
家賃は生涯必要ですね。月15万円の賃貸にずっと済み続けますか?
65歳からの年金は最大でも80万円(現在価値)+50万円の130万円となります。
今、みやびさんに必要なのは運用の資産配分ではなく、いついくらのお金が必要になるのか?を割り出すことです。
それが確定しないと、運用方針も決まりません。キャッシュフローを作成するところからはじめましょう。
銀行に相談に行かれる前に、独立系FPにご相談いただいていたら、もっと適切なポートフォリオが組めたようにも思います。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
補足
取り崩すお金を把握することは、運用にまわせるお金を割り出す意味があります。この10年に高校の費用が300万円、その後22歳までの取り崩しが年間100万円とすると合計700万円がこの10年で必要になります。
10年たつと外貨年金が受け取れますから、公的遺族年金+外貨年金+収入で暮らすことができると仮定すると、今ある普通預金1500万円はその先に必要となるまで20年間運用できます。
1500万円を20年間5%で運用できれば3978万円になります。外貨年金は外国債券、国債は日本債券にあたりますから、後は日本株式、世界株式などで運用する投資信託がいいのではないかと思います。
しかしこれはあくまで、取り崩しの額が仮定の上での話しです。よろしければ、より詳細な額を一緒に考えてみませんか?
評価・お礼

みやびさん
羽田野先生適切なアドバイスありがとうございました。ポートフォリオを作成すること確かに、大事かもしれません。
家計の大半を占める、お家賃のことは、本当に、悩んでいます。二人だけなので、雨風がしのげれば、と考えたりもしましたが、子供一人だと、都営住宅などの家賃負担の少ないところだと、抽選の上、応募できるのが平米数が狭い物件に限られ主人の遺品を片付けても、家財が、入らず、ほとんど持っていけない現実があります。
死亡保険金の内2000万円で、中古のマンションを購入したほうが、いいかとも考えましたが、
予算内では、築年数の古い、また狭いものしか、購入できないこともあり、リスクが大きいと感じましたので、大学卒業後、手元に、現金が1500万円残っているように、できれば良いと思っています。
老後のことも考えないといけませんが、そこまで、考える心の余裕がないことと、そんな先まで、ひとりで、生きているのかと考えるのが、辛くて、今は、とにかく、無駄遣いをせず、残ったお金を少しでも、増やしておきたいと考えています。取り崩しのお金を把握するのは大切だと思いますので、参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A