対象:ペットの医療・健康
こんにちは
去年9月に糖尿病を発症した雄猫(10歳)について、またそれ以前から
続いていた肝臓の炎症、病院の転院等たくさん相談させていただいた者です。
あれから10月に大きな病院に転院して、現在もインスリン治療をしています
が、7ヶ月を過ぎた今も血糖値のコントロールが上手くいかず、ランタスの量
が朝6、夜7と増えているにも関わらず「高値安定」の状態で、どうしたもの
かと日々頭を悩ませています。
それでも去年までは体重の増減もなく体調も良好だった為、2週間、3週間
ごとに定期検査をして経過を診ながらインスリン量を0・5ずつゆっくりと
増量していたのですが、今年の2月頃からかかとをつけて歩く典型的な神経
症状が出るようになり、それを機に今年の初めには6キロあった体重も最近は
5.5キロまで減少しています。そこで先月転院時以来の日中の血糖曲線を
調べたところ、注射前で500、最低値でも350台と曲線は緩やかでは
ありますがやはり高い位置で収まってしまっていました。それで今は2週
間ごとに経過を見て変化がないので1単位ずつ増量して今に至っています。
インスリンの効果を妨げる要因として炎症疾患があるそうですが、やはり
慢性的に続いている肝臓の炎症(現在は100~115平均)が関係
するのではないかと思い、主治医に相談したら関連性のありそうな甲状腺
を調べてくれましたが結果は2.1と正常でした。これは転院時にも調べて
貰った事があって、その時は4・4と微妙な数値でしたのでむしろ良くなって
いる位です。定期検査では血糖値と肝数値が高い以外は肝機能も腎機能も正常で
心拍数も正常です。
猫の様子としては、食欲もあり尿糖は常に3+ですがケトン体はまだ出た
事はありません。何かいいアドバイスがあれば是非お願いします。
にゃん太のママさん ( 北海道 / 女性 / 46歳 )
回答:1件

Re:インスリン抗体について
インスリンが無効もしくは抵抗性を示す原因は様々です。
インスリンの投与間隔や注射の仕方の間違い、甲状腺疾患を含めた内分泌疾患、感染症、肝不全、腫瘍、慢性炎症、肥満などがあります。
またインスリンが過剰になりすぎることによって起こるソモギー効果というものもあります。
これは体がインスリン注射などで低血糖にならないように、血糖値を上げる働きが活発になったりインスリン抵抗性がでる状態です。
治療としては、あえてインスリン量を減らすことで行います。
食事も内容や量、与えるタイミングによっても血糖値は大きく変化します。
肝臓の治療にはまだステロイドを使用しているのでしょうか。
そうであればそちらも原因のひとつとして考えられます。
このような原因がないかどうかをもう一度調べ、再度インスリン投薬量の検討や肝臓の治療を行っていくことをおすすめします。
評価・お礼

にゃん太のママさん
2011/04/25 02:38お返事ありがとうございます。
ステロイドを含む肝臓の治療は糖尿病発覚以来行っていません。
先日20日に検査に行ったところ、血糖値が186と治療を始めてから
はじめて200を切る数値が出ました。やっと少し効果が出て来たのかな
と言う感じです。これを機に今まで上手くいかなかったりして使ってなかった
簡易血糖値測定器も使って日々自宅でも血糖値を測るようにしています。
猫の糖尿病の治療は複雑だと聞いてはいましたが、本当にそうだなと
つくづく思います。
(現在のポイント:-pt)
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