対象:財務・資金調達
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福岡 浩
経営コンサルタント
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上場のメリット・デメリットを精査しましょう
出資の是非や個人、法人で出資するか否かを検討される前に、出資先である上場を目指している会社の上場によるメリット・デメリットを精査した方がよいのではないでしょうか。釈迦に説法ですが、上場するからには、資金調達が飛躍的に改善することが目的となります。上場した場合に、上場した会社が得るだろう「上場のメリット」は、出資される「貴女のメリット」(法人、故人問わず)とイコールになるかどうか。また、あり得ないかも知れませんが、上場した会社に相応のメリットがあったとしても、「貴女のデメリット」はないのでしょうか?勿論、上場した会社が上場に失敗すれば、出資した貴女、会社も失敗したことになります。
ちなみに、上場した法人の約三割が成功すると言われいていますが、残りのうち六割が失敗、一割がどちらとも言えないという結果になるそうです。
上場する会社は、上場することが目的ではないにもかかわらず、上場することにエネルギーを注ぎ過ぎて、上場後にスタミナ切れを起こしやすいそうです。
個人で出資するならば、出資金を捨てるつもりで出資した方がよいでしょう。半ばお付き合い的な出資となります。また、法人としての出資は、出資を受ける立場からすれば多かれ少なかれ取引先としてのプレッシャーを受けることになります。相手によっては、運命共同体的な思いがあれば、法人としての出資を期待するかもしれません。その場合は、個人的出資に対して期待外れを感じるでしょう。
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