対象:不動産売買
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将来価格の比較方法
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
住宅の購入の際に、
将来の売却等(出口戦略)を考慮して
検討をすることはとても重要なことです。
具体的な物件がないので、一般的な話となりますが、
参考になればと思います。
都市部等におけるマンションの価格については、
一般的に駅からの距離(徒歩何分)、専有面積、
築年数によって大まかに決まります。
したがって、マンションの将来価格については、
売却想定時(今回は30年後)の築年数で、
同程度の条件(駅からの距離、専有面積等)の
マンション相場を参考にすることができます。
例えば、購入を検討しているマンションが
現在駅徒歩5分、専有面積70平米、築年数5年
だったとします。その30年後の将来価格は、
同じ駅徒歩5分で、専有面積70平米程度、築年数35年
のマンションがあれば、参考になると思います。
戸建の30年後の将来価値については、建て直しがなければ、
土地の相場を基準にすれば良いと思います。
土地については、駅からの距離、広さを基準として、
地型、間口、隣接地との関係等を考慮して相場を考えます。
土地については、個別差が大きいので、坪単価等で
ざっくりと想定するしかありません。
そして、最後に地域の特性を考える必要があります。
人口が増えるエリアなのか、人口が減るエリアなのか。
人口が減るエリアであれば、上記で想定した金額よりも
相場が当然安くなることが想定されます。
30年後には、東京も含めて世帯が減少していくと思われますが、
人気があるエリアなのか、そうでないのかによって
地価の大きな傾向が異なります。
この大きな価格傾向に関しては、
戸建であろうとマンションであろうと
同じ方向の影響を受けます。
また、メンテナンス費用も個別差が大きい要素の一つです。
マンションに関しては、専有部分のメンテナンス費用に加えて
修繕積立金を追加考慮してください。
戸建に関しては、屋根、外壁等の構造体に直接的に
影響を与える部分のリフォーム費用をよく
検討する必要があります。
不動産の査定等は、地域の影響を大きく受けます。
具体的な物件が決まった場合には、お近くの専門家へ
相談するのが良いかと思います。
すこしでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
1
戸建てかマンションかについて
R33さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『立地的には、ほぼ同じで購入金額も同額くらいである場合、
どちらが資産価値があがるものでしょうか?』につきまして、
まず、立地的には、ほぼ同じで購入金額も同額くらいである場合ということでしたら、
戸建ての方がよろしいと考えます。
尚、一般的にはご記入されているような物件は、
あまりないと思われます。
戸建ての場合、
マンションに比べて一住戸当たりの専有面積が大きくなるため、
通常、マンションが建てられるような場所で、
戸建てを建てた場合、
販売価格が相当割高になってしまいます。
よって、マンションは比較的駅近に建築されるのに対して、
戸建ては多くの場合、
駅から10分以上かかってしまうことも、
多くあります。
また、将来売却されることも予定していますので、
将来売却することを考慮した場合、
最寄りの駅に近い物件の方が、
比較的売却し易いと思われます。
尚、郊外物件で戸建てが多く立ち並ぶような場所で、
マンションが分譲されているような場合でしたら、
マンションよりも戸建ての方をお勧めします。
『また、メンテナンス費も含め、どちらが総支払額が少なくなるのでしょうか?』につきまして、
マンションの場合は、
長期修繕計画に基づき、
計画的に修繕されることになります。
これに対して戸建ての場合は、
購入者が建物の傷み具合を見ながら、
外装工事や水回りなどの修繕を行うことになります。
ただし、メンテナンス費用につきましては、
物件により個別性があまりに強いため、
一概にどちらが多くかかってしまうということは、
残念ながら言えません。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
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