対象:心と体の不調
回答:2件
新型うつ病の対策と予防策
はじめましてタイガーさん、ご質問ありがとうございます。
新型うつ病とは、簡単にいえば従来のうつ病「定型うつ=メランコリー型」とは違います。
特徴として初期症状の場合「うつ症状」はマスクされ、身体症状が表面化いたします。
よって本人や同僚は「抑うつ状態」であっても自覚はなく、受容や洞察することはありません、当然、職場の上司も医療機関の受診を勧めずらい状況です。
おもに初期症状は頸筋性が関与する自律神経系の不定愁訴でストレス起因の頭痛・肩こり・睡眠障害・神経過敏などに軽症うつ=気分障害または気分変調が伴います。
気分障害には感情過敏タイプがあって、躁鬱病の易刺激性に類似する異常行動や言動もありオフィス内の同僚や知人など唖然としてしますケースもあります。
なお好きなことは積極的に行動しますが、気分次第で億劫なことは逃避行動する場合もあります。また無断欠勤などに対し罪悪感もないこともあります。
ですから家族をはじめ周囲の方々は非常に理解に苦しみます。
当院の統計でもIT関連企業の方々でVDT作業で発症するテクノストレス症候群(電磁波過敏症を含むVDT症候群)またはパソコン病へ移行する際の一部(約5%)に「軽症うつ=新型うつ病」が続発すると分析しております。
その他の誘因に日常生活上の食事に問題があり、最近では食品添加物を多く含む外食やコンビニ食、さらに清涼飲料水や乳製品に多い糖分の過剰摂取など、うつ傾向の方々や糖尿病患者、頭痛、冷え性、生理痛などで悩むタイプに共通性があり注目しています。
さてある意味、物が便利になった反面、確実にいまの日本社会の高速デジタル化への反動が心身に影響を及ぼしていると考えられます。
最後に対応策として初期症状の場合は頸筋性が関与しているものが結構ありますので、この場合は国際基準カイロプラクティックなど代替補完医療分野をお勧めいたします。
自律神経機能や頸椎分析・姿勢分析などのアドバイスをして戴けると思います。
補足
All Aboutプロファイル専門家には国際基準を満たしているカイロドクターが結構いらっしゃいますのでご相談されてみてはいかがでしょうか?
なお、どこへいっても改善されない場合、東京方面でよければ私が力になれますので、是非ご検討ください。
当院ではドーパミンやセロトニンなど脳内ホルモンの分泌を促す米国製コンピューターアジャスター仕様α波共鳴振動刺激「上部頸椎ストレス解放テクニック」でメンタルヘルス事業(新型うつ病の一次予防策)にも力を入れております。
参考記事
http://profile.allabout.co.jp/pf/haruyuki/
http://profile.allabout.co.jp/pf/haruyuki/c/c-43542/
http://profile.allabout.co.jp/pf/haruyuki/c/c-44659/
回答専門家

- 岩崎 治之
- (東京都 / 柔道整復師)
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
岩崎 治之が提供する商品・サービス

清水 ヒロミ
メンタルヘルスコンサルタント
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新型うつについて
はじめましてタイガーさん
清水ヒロミと申します。
新型うつ病は現在はっきりと定義されておらず、便宜上この名前を使われているに過ぎません。
新型うつ病は大うつ病性障害の症状や特徴とは異なる面があり、別に分類されている「ディスチミア親和型うつ病(気分変調性障害)」、「非定型うつ病」等が該当するのではないかと言われています。
他にも「自己愛性」「回避性」「抑うつ性」などの「パーソナリティ障害」や「擬態うつ病」「退却神経症」などの側面から新型うつ病を捉えようとする流れもあります。
非定型うつ病の特徴
・主な症状は大うつ病性障害と同じだが、自分にとって好ましい事や都合の良い事があると気分が良くなる(気分の反応性)
・過食、過眠傾向がある
・疲労感と共に体の重さが見られる
・イライラして落ち着かない
・人間関係に過敏で攻撃的になるなど激しい反応をする傾向がある
・他人の顔色を伺い、他人の評価を気にするため、他者の意見で自己評価が左右される
・自己中心的で他人に対する要求が多い性格傾向の人が発症しやすいと言われている
・社会不安(対人恐怖)の傾向がある
新型うつ病の典型的なケースとして、仕事での挫折やストレスがきっかけとなり抑うつ状態となり、仕事となるとうつ病と同等の症状が出るが、好きな事をしている時にはそれらの症状は出ません。
また、自発的に精神科や心療内科を訪れ診断書を書いてもらい休職し、休職中は趣味や旅行などを楽しみ、復職となるとうつ病と同等の症状が現れると言ったケースもあります。
新型うつ病は、自分勝手で人格的に未熟な者、或いはそのようなタイプの人がかかる病気だ、と新たな偏見を持たれる可能性があります。
また、先のケースのように社会生活において周囲が対応に困る存在になっている場合もあり、さらに偏見を助長する恐れもあります。
うつの早期発見プログラム等を受け、(メンタルエクスプレス等)
部署を変更してもらう、職種を変更してもらう等の対応が可能であればそのような方法も有効なのではないでしょうか。
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