対象:心の病気・カウンセリング
病院で若い女性臨床心理士に目の前で知能検査され、知能が低いという診断を受けました。もう一年以上経ちますが、いまだに屈辱と劣等感が心を苦しめ毎日が憂鬱です。私は、阿保のレッテルを貼った臨床心理士が憎くてたまりません。どうしたら普通の心理状態に戻れるのでしょうか。
ryoutarouさん ( 大阪府 / 男性 / 56歳 )
回答:2件
受容的に話を聞いてくれる人に話を聞いてもらうことがお勧めです
ryoutarou様
はじめまして、心理カウンセラーの田尻と申します。
ご相談内容、拝見させていただきました。
どのような経緯から知能検査をされたのかは存じませんが、随分と失礼なことを言う臨床心理士ですね。
ryoutarou様でなくても誰でも腹が立つと思います。
それにしても一年以上ですか…ryoutarou様にとって余程屈辱的な体験だったということなのでしょうね…
(ryoutarou様の体験と比べれば大したことはないのかもしれませんが)
実は私もカウンセラーの駆け出しだった頃に、あるカウンセラーの方から「今のあなたにカウンセリングができるとは思えない」と言われ、その後いつまで経っても怒りと憂鬱な気分が治まらないことに苦しめられました。
結局、別のカウンセラーの方にカウンセリングで話を聞いていただいて、やっと怒りや憂鬱な気分が治まりました。
(ちなみに一回60分のカウンセリングで効果がありました)
ですから屈辱と劣等感がいつまでも治まらないようなときには「意見したり評価したりすることなく受容的に」話を聞いてくれる人に話を聞いてもらうことが役に立つようです。
ryoutarou様のお知り合いの方で、どなたかこのように話を聞いてくれる、いわゆる「聞き上手」な方はいらっしゃいませんか。
もしいらっしゃらなければ一度カウンセラーか「傾聴ボランティア」と呼ばれる人に話を聞いてもらうことをお勧めさせていただきます。
(「傾聴ボランティア 大阪」などのキーワードでネットで検索してみてください)
以上、ryoutarou様のお悩みの解消の一助になれば幸いです。
補足
手前味噌で恐縮ですが、私のカウンセリングと夢分析・自己分析のHPについてご案内させていただきます。
もし私で何かお役に立てそうなことがございましたら、どうぞ何なりとご相談いただけますでしょうか。
(あくまで私見ですが、一般的なカウンセリングの相場よりも低料金だと思います)
では、くれぐれもご自愛なさってください。
心理カウンセリングの部屋
http://oneiromancy.holy.jp/blog/
夢占い・夢診断・夢分析の部屋
http://dream-seeker.holy.jp/blog/
自己分析
http://self-analysis.secret.jp/blog/
評価・お礼

ryoutarouさん
★★ やはりこの種の屈辱は事実に基ずく物であり、灰になる迄治まらないと思います。阿保として生まれてきた自分を悔やむしかありません。臨床心理士という職業は社会に於いて害になっても益になることのない業種ですね。何処に存在意義があるのだろうか。死にたい気分です。
田尻 健二
ryoutarou様
コメントありがとうございました。
>やはりこの種の屈辱は事実に基ずく物であり、灰になる迄治まらないと思います。阿保として生まれてきた自分を悔やむしかありません。
国府谷先生もおっしゃいますように検査した臨床心理士の側に色々と問題がありそうですので、決して事実を表すものではないと思います。
>臨床心理士という職業は社会に於いて害になっても益になることのない業種ですね。何処に存在意義があるのだろうか。死にたい気分です。
そこまでその臨床心理士のことが許せないのでしたら、悔しさをバネに見返してやるお気持ちで、この先その臨床心理士の言ったことが間違っていたことを証明するような生き方をされてはいかがでしょうか。
どうぞ、くれぐれもご自愛なさってください。
回答専門家

- 田尻 健二
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- 心理カウンセラー・産業カウンセラー・夢分析家
お望みの人生の変化への効果的なお手伝いが私の仕事です
お客様のお悩みの解決や心理的な苦痛の解消・軽減のお手伝いだけでなく、お客様が望まれる人生の変化への効果的なお手伝いができたり希望を持っていただけるようなカウンセラーでありたいと思っています。専門領域は自己愛です。
田尻 健二が提供する商品・サービス

国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
1
検査自体でなく検査の実施法に疑問がありますから,心配無用です
こんにちは。カウンセリングルーム聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベー
スに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医療行為は致しません)。
ryoutarouさん,悔しい思いをしましたね。屈辱と劣等感を感じたこと,毎日が憂鬱というお気持ち,お察しします。この気持ち,どこでどう処理したらいいのかと感じられていることと思います。
知能検査のことを少しお話ししたいと思います。知能検査を含めて心理に関する検査を心理アセスメントと呼びます。
心理アセスメントにおいては,検査自体の妥当性(結果からの推論が適切か・有用か),信頼性(それ自体の誤差が少なく安定しているか),効率性(実用性がどのくらいあるか)があるものを使って行なわなければなりません。最近の心理アセスメントにおいて使われるテストは,多少時代が古くなり,テストそのものは有効でも,判断の根拠となるデータが古い物であることが多くなっています。また,知能テストについては,検査そのものはすべての年齢で有効なものですが,データ収集が若い年齢に厚く収集されているものが結構あります。
どんなテストが行われたのかが不明ですので一概には言えませんが,テストそのものが,純粋に,適切妥当なものかどうかという疑問があります。
一方で,インフォームド・コンセントの見地からすると,検査する側がどういう性質の検査であるのか理解し,検査目的が何かを検査される側に伝えているのか,検査される側の同意を得ているか,などが重要な項目になります。
知能検査は,本来,脳のごく一部の機能を検査するものに過ぎません。すべての知能が測定できるものでも,人格すべてを測定できるものでもありません。また,検査結果からの推論はひとつの可能性を示すだけのものです。検査する人間は,そのことを理解して検査をしなければならないのですが,文面から察するに,この臨床心理士はそうした点の理解を欠いているように見受けられます。
何のためにどういう手段を使って検査されたのか文面からは不明なのですが,少なくとも検査を受けたryoutarouさんの心の中にこうした感情を残しているようならば,検査の実施法に問題があるように思われます。その意味で,結果を気にすることはないと思います。
説明をお聞きになって,ryoutarouさんのお気持ちはいかがでしょうか?
(現在のポイント:3pt)
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