対象:投資相談
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小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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たこ配はありません
ソーカルさん、今日は。CFPの小林治行です。
そのREIT投信は今年お買いになったものでしょうか?
とすると確かに分配も普通分配で、基準価格も購入時より高くなっているのでしょう。基準価格が購入時より下がると税金のかからない特別分配になります。利潤が出ていないから自分の元本からお金が戻っているだけですから。
REITの特徴として、収益は分配するという規則があります。一般会社なら剰余金として内部留保しておきますが、REITは収入-経費=分配。10%の内部留保は認められていますが、日本の会社はほぼ100%近く分配に回しているようです。そこがREITの高配当の魅力でもあります。
お持ちのREITが住宅系か商業系か、又ビル賃貸系かによって差は出るでしょう。
又グローバルであれば、各国の政策金利も影響してきます。
REITは世界的に新しい投資分野ですので、監査は厳しくされています。
たこ配という言うと不正のことですが、そうしたことはありません。
しかし私見ですが、REIT市場は今後数年は晴れ間が見えてこないと思います。米国の不動産市況も当面(10年という意見もあります。)向上は望めないと見ますし、日本は人口減からして土地需要に緩みが出てきつつあると私は見ているのです。
REIT投信は今後見通しは明るいとは言えないと見ますが、他の投信も株式系や債券系でも経済不振の影響で似たり寄ったりでしょう。
大切なことは投資信託は長い目で見ることです。その点、株式と違います。投信は謂わばプロに運用を依頼しているものと思うことが必要です。
そして10年とかの長い目でみてくると、資本主義の論理で経済発展と共に動いて行きます。
貴方のすべきことは、基準価格を毎日見ることではありません。月に1度程度で十分です。
それとは別な計画を進めて下さい。
小林のHP:[[http://kobayashi-am.jp/]]
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ソーカルさん (東京都/47歳/男性)
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