対象:ペットの医療・健康
RE:14歳トイプードルの貧血
クレアチニンとBUNの上昇は腎臓の機能の大半が失われたときに体内に蓄積してしまう老廃物です。しかし、これは腎不全以外の病気でも脱水や血液循環の悪化が起きれば上昇することがあります。
代表的なものとしては糖尿病や副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症などがあり、これらの病気と腎不全を区別するためには、尿の検査と血液検査を行い他の病気が併発しているかどうかを検査することが必要です。
腎臓はエリスロポイエチンという赤血球を作るホルモンの分泌臓器でもあるため、腎不全が進むと貧血が起こることがあります。しかしこの貧血も本当に腎臓から来ているものかを調べるためには血液検査を行います。
尿検査と血液検査の結果をふまえて今後の治療を主治医と相談し再検討していくのも一つの方法かと思います。
BUNの上昇が腎不全から来ているものであれば、点滴は必要に応じて行わなければいけない治療ですので、よく水分状態を確認しながら行わなければいけません。
貧血に対する食事ですが、貧血のタイプ(赤血球が作られていないのか、もしくは壊れているのか、出血しているのか)により必要な栄養素や薬などの治療法が異なってくるため、現在かかりつけの動物病院の先生にご相談されることをおすすめ致します。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
初めまして。我が家には今年14歳を迎えた愛犬がいます。
1年〜2年ほど前から腎臓数値(BUN)が高くなり、循環をよくする点滴を週に1度しており、自宅ではクレメジン?と心臓のお薬、コエンザイムのサプリメン… [続きを読む]
telliyさん (兵庫県/27歳/女性)
このQ&Aに類似したQ&A