決まっていない子ども手当て

ﾒｱﾘｰさん、CFPの小林治行です。
来年ご出産ですか。楽しみですね。

さてご質問の件は、民主党の政権公約(マニフェスト)に記載されています。
それによりますと、『中学卒業まで一人当たり年31.2万円(月額26,000円)の子ども手当てを支給します。出産手あて(現42万円)を55万円に。但し、2010年度(年度ですから4月〜翌年3月という意味です。)は半額の15.6万円(月額13,000円)。』となっています。

民主党政権になりました。しかし、事態はシナリオ通りに行くかどうか予断を許しません。
これの為に政府は2.7兆円ものお金が掛かるそうです。

一方入ってくる税金は予定より8兆円ほど少なくなりそうだとの事。
高速道路無料化というテーマも一部地方のみ実施という政策倒れのようです。

要するに政府にはお金が無いのです。借金(国債・地方債)はもう増やしたくないと言うのは総論としては支持されています。

メアリーさんが期待されておられることは良く分かりますが、今は総理大臣も含め誰も分かりません。

こうした方針は12月30日の政府方針で決めると言っていますが、新政権の力量からみて1月に入るかも知れません。

この子ども手当ては民主党の最大公約ですから、無くなることは無いとは思いますが、過度の期待を持つことは謹んでいたほうが良いような気がします。支給するとしても条件がいろいろ付くことがあり得るからです。

小林のHPはこちら:[[http://kobayashi-am.jp/]]