対象:投資相談
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定期預金の件
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うりたん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、SBJ銀行について、特に詳しいというわけではありませんが、わざわざ、日本の銀行の免許をとって、せっかく資金調達できる体制を作ったのに、すぐに撤退という事業戦略は、個人的には、考えにくい、と思っています。
おそらく、韓国の本国の金利水準からしたら、日本の定期預金は、超低金利の部類に入るでしょうし、本国からしたら、為替リスクを取るものの魅力のある資金調達手段であろうと思われます。
以前にも、日本の超低金利に目をつけた外国銀行が、サムライ債(円建て外債)を発行し、資金調達をする動きがありましたが、アイスランドの銀行が発行したサムライ債が、金融危機の影響で、デフォルト(債務不履行)になるなどで、混乱したため、サムライ債市場は、やや下火のようです。
このような流れの中で、万一のことがあったら...と思う人が、少なからずいるだろうという予想のもとで、若干金利を上乗せしているのではないでしょうか。金利というのは、合理的に決まるものです。
いずれにしても、日本の銀行の免許を持ち、預金保険制度に加入している限りは、元本1000万円までとその利息は、保護されるということです。ちなみに、預金保険制度への加入は、日本の銀行の法律上の義務ですので、自由につけたり、はずしたりは、出来ません。
あと、注意すべき点があるとすれば、合併や事業譲渡のケースではないでしょうか。銀行が合併等を行った場合は、特例措置として、その後、1年間に限って、保護される預金等の範囲は、預金者1人当たり「1000万円×合併等に関わった金融機関の数」(例えば、2行合併の場合は、2000万円)となりますが、この場合、「1年間に限って」とあるので、保護の範囲に収めようと思ったら、その間に、資金を移さなければならなくなります。
以上、ご参考になれば、幸いです。
評価・お礼
うりたん さん
森本様
ご回答ありがとうございました。
確かに、預金保険制度への加入が、自由につけたり、はずしたりできたら、預金保証制度の意味がないですよね。1000万以内で預ける方向で考えたいと思います。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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