対象:不動産投資・物件管理
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尾野 信輔
不動産投資アドバイザー
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一長一短です。
一般的に長期プライムローン(以下:長プラ)は短期プライムローン(以下:短プラ)に比べて変動は激しくなっております。
反面、長プラは短プラに比べてレートが低く設定されているケースがほとんどです。
長プラは国債利回りに連動した金利ですので、上がるのも早ければ、下がるのも早く、市場を敏感に反映した金利といえるでしょう。
また、短プラは銀行がレートを設定する形になりますので、あまりころころ変わることはありません。
しかし、それはリスクの大小ではなく、考え方としては、一年後に1%の金利上昇があるとして、長プラは半年毎に0.5%ずつ上がり、短プラは一年後に1%一気に上がるという違いがあるくらいです。
どちらのレートを選択されたとしても、変動は半年ごとにしますが、金利特約で返済額の見直しは5年後になっており、それまでは元利の見直しとなっている場合がほとんどです。
ご自宅のローンの場合では、そもそも変動金利自体をおすすめするようなことはありませんが、投資マンションなら家賃の安定度や保有期間を踏まえたうえで、どちらの金利を選ばれるか判断されるとよいかと思います。
早期の転売よりも将来の家賃収入を重視するなら、金利変動による元利見直しもあまり関係ないので、支払いの安い長プラ。
短期保有で、多少支払いが高くても安定した償却を望まれるのなら短プラ。
というところでしょうか。
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この回答の相談
アパートの投資を考えています。
ローンには、短期プライムと長期プライムそれぞれに連動するものがありますがどちらで組むのがベストでしょうか。
現状 短期2.925% 長期2.8%です。
利率だけみれば長期プライム連動ですが実際のところはどちらが適切なのでしょうか。
kenken2000さん (愛知県/39歳/男性)
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