対象:ペットの医療・健康

RE:猫の難治性口内炎サポートについてです
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FIV・FeLV陽性猫の難治性口内炎の管理は難しく、かかりつけの動物病院でもご相談していらっしゃるようですので参考程度に聞いていただければと思います。
抜歯を行なった上でも口内炎がひどく食欲が回復しない場合、まず炎症を抑える事で痛みを鎮める事が重要になります。サプリメント以外にも長期作用型のステロイド剤(抗炎症薬)を使い、2次感染を予防するため抗生物質の使用を検討された方がよいと考えられます。お薬を上げることが難しい場合は注射薬でそれぞれ使用する事が出来ます。
その上で、消化管内の細菌をコントロールする事はFIV・FeLV陽性の猫に効果的との報告もありますので、行なう方が良いように思われます。ラクトフェリンは直接かけることで抗炎症・静菌作用が期待出来るのでそのような使い方をする事がいいと思いますが、それも困難になると、乳酸菌製剤などで消化管を整えてあげた方がよいでしょう。また、サプリメントはあくまで医薬品ではなく治療効果がどこまであるか期待が持てませんので、特にこれが著効を示すといった報告はないと思われます。
他に考えられるものとしてはインターフェロンの経口投与を試してみるといいかもしれません。インターフェロンは免疫を活性化・補助してくれるものですので、使用してみてもよいかと思います。お近くの病院でご相談なされてみてはいかがでしょうか?もし、ご興味があるようであれば当病院でも使用していますので、一度診察を受けてみて下さい。
評価・お礼

ビスコ さん
ありがとうございました!!
(間違えて「再質問」でお礼を述べてしまいました、併せてご確認いただければ幸いです。)
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この回答の相談
ラクトバチルス・ロイテリ菌についてお伺いします。
昨年5月に推定6歳程度の野良猫(雌、4.2kg、避妊済)を保護し飼っています。
エイズ・白血病キャリアです。
今年7月の血液検査で… [続きを読む]
ビスコさん (千葉県/37歳/女性)
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