対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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踵骨骨折後遺症について
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骨折などの外傷で手術を受けるようなケースでは、完全に元の機能を取りもどすことができず、結果的に後遺症が残ってしまうことがあります。
整形でのリハビリは、日常生活に復帰できる程度までのを目標としていて、そこから先については個人の回復に任せられます。
営業で毎日歩き回るお仕事をされ、足首への負担も大きいことと思います。そうした日常に適応できる状態にまで機能を高められたら、現在感じられている痛みも少なくなるでしょう。
再手術をせず、現状を維持したままさらに機能を改善するには、足の問題もさることながら、下肢、骨盤、脊柱など全体の動きを関連づけて、全体的な機能向上を図るのが有効な手段ではないかと考えます。
具体的には、歩行時に踵がついたときの衝撃をどこで吸収しているかをチェックすると、本来なら踵を含めた足首の骨がたわむことでしている吸収ができなくなっている可能性があります。その時負担がかかるのは、足首を安定させるふくらはぎの筋肉です。踝の外側が痛いのは、そうした筋の過剰使用によるものではないかと推察します。
またふくらはぎの筋を過剰に使うと、足底の筋膜が突っ張って痛みを感じやすくなることがあります。
そこで、対症療法的に下腿の筋疲労や硬さを取り除くストレッチやマッサージなどで、日々の負担を解消するとともに、お履きになっている靴を衝撃吸収の高いタイプのものにしてみるとよいでしょう。それだけで改善がなければ、カイロプラクティックなどで、全体の筋骨格バランスを調整し、膝から上の柔軟性や安定性を高めるケアを受けられてみてはいかがでしょうか。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック
評価・お礼
とみちゃん さん
早速のご回答ありがとうございます。
短い文章の中から私の状況を正確に読み取っていただいているようで、大変嬉しく感じました。
靴を見直してみること、マッサージなどすぐに取り入れてしばらく様子をみ、合わせてご紹介いただいたカイロプラティックも検討してみたいと思います。
どうもありがとうございました。
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この回答の相談
私は32歳女性です。3年前に右踵骨を骨折し、症状がひどかったために観血手術で人工骨を入れました。術後はすぐにリハビリをは開始、1か月入院+2か月自宅療養後、会社にも復帰し現在に至ります。リハ… [続きを読む]
とみちゃんさん
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