対象:不動産投資・物件管理
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尾野 信輔
不動産投資アドバイザー
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預金連動型ローンにこだわる必要はありません。
ローンの状況から見て、ローン会社はジャックスとスルガ銀行ではないかと思いますが、両社とも繰り上げ返済に関しては比較的柔軟な考えをもつ金融機関ですので、満額融資ならまだしも、わざわざ高額な手数料を準備してまで預金連動型ローンに借り換える必要はあまりないように思われます。
お伺いする内容では以下の3つの方法が考えられます。
1、1000万円ほどを各物件に繰り上げ返済し、収支をプラスマイナスゼロ以上になるようにする。
せっかく付帯している団信のメリットを切り捨てるのももったいないですし、今後お子様にもお金がかかる時期ではないかと思いますので、貯金の半分ほどを目安に、毎月の支払をゼロか状況によっては1万円プラスになるくらいの繰り上げ返済をするという方法です。
金利に関しては、実質は今後も負担という形になりますが、自宅の場合とは違って、返済の原資がお給料からではなく家賃からということをお考えになっていただければ、そこまで大きな精神的負担にはならないと思います。
最もバランスのとれた方法ではあるとは思いますが、これまでの賃貸状況などから今後の家賃の推移にご不安があるのであれば、この限りではございません。そういった場合、管理会社が運用する家賃保証制度なども活用しながら収支を勘案するのがよろしいかと思います。
2、貯金を全額投入する。
家賃下落の不安がどうしても大きく、完済を優先させたいということであれば、金利の高いほうの物件を完済し、最初の物件のローンを110万円だけ残すという方法もあります。(借り換えではなくあくまで繰り上げ返済でローン会社を変える必要はありません。)
3、貯金を全額投入し、2年を目途に完済。
その110万円に関しても返済期間を2年とかに設定すれば貯金の範囲で早期完済が可能です。
補足
おそらく上記3点のうちいずれかで、現状のご不安も払拭できるかと思いますので、借り換えて満額融資が下りない以上、お付き合いなどの特段の事情がない限り、あえて預金連動型ローンを利用する必要はございません。
毎月の返済額と短縮できる年数に対して必要な自己資金額、手数料の推移は各ローン会社にお問い合わせしていただければ、親切に教えていただけると思います。
そのあたりも参考にしながらご検討されてみてください。
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投資用ワンルームマンション2室(新築購入・30年ローン)を賃貸に出しているサラリーマンです(年収1200万円、小学生2人と妻、貯金2000万)。
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省吾さん (広島県/38歳/男性)
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