対象:家計・ライフプラン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分と現代ポートフォリオ理論の紹介
ばっぱ 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
私は現在の資産を点検し、資産配分を決定した後に、投資に臨まれる様お勧めします。
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いまして、現有資産の資産配分(アセットアロケーション)の確認をされるようお勧めします。
例えば、定期預金、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式の5資産に均等に配分しますと、期待リターンは3.5%でリスク(標準偏差)が8.0%と見込まれます。
これは、標準偏差±2(年間の運用結果の95%が入る幅)例では、-12.5%〜+19.5%の範囲ばらつくことを指します。リスクを抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求める際には日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
このように資産は、期待するリターンとリスクにあわせて運用するのが有効な方法です。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
また、投資した区のご購入をお考えとのことですが、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストが低いほど運用成績が上がる可能性が高まり、また、インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという理論です。
ファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
従いまして、資産配分方針に基づき、保有資産でのETF(株式市場に上場している投資信託でコストが極めて低いものです)の購入をお勧めします
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
なお、メールにて、FP相談や資産運用のセオリー勉強等を承っています。
宜しければご検討ください。
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