対象:経営コンサルティング

長坂 有浩
経営コンサルタント
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私の知っている範囲ではこんな感じです。
アリスカンパニー長坂です。こんにちは。
両方のケースがあるのですが、全体的には「自ら辞めていく」ケースが多いように思います。
ベンチャー企業はCFOと言っても取締役ではなく管理部長や執行役員等の従業員であることもあるのですが、取締役であれば株主総会の特別決議で解任が可能です。社長が議決権株式の2/3超を保有していればいつでも解任決議が可能なので、制度上やめていただくことは難しくはありません。
従業員の場合は解雇する正当な理由がないと問題が起こりますから、上場できないからといって解雇をされることはあまりないかと思います。
実際のところは、上場準備のCFOになれる人は、上場を目指す未公開企業はのどから手が出るほどほしい人材ですから、いろんなところから声がかかって自ら辞めていくケースが多いかと思います。
また、こういった人材の中には、「○社自分がCFOとなって上場させた」というトラックレコードを追う「上場請負人」の方もいらっしゃいます。その場合、今の会社が上場できないとわかった時点で次の会社を探してやめていくこともあります。
先ほど「社長の一存で解任可能」と申し上げましたが、実際にはいろいろな意味で「しこり」が残りやすいので、やめさせたい場合でも解任するのではなく、CFOに事情を話したり、報酬を下げてモチベーションを下げたりというアクションをとっている社長さんが多いかと思います。
ご参考になれば幸いです。
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ハイテクベンチャーでCFOを雇用したのはいいが、なかなか公開できないベンチャーがほとんどです。東京商工サーチなどからの信用情報をとれないのが現状です。人材会社を通じて雇用してし… [続きを読む]
Gowestさん (東京都/44歳/男性)
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