住宅購入の件

にの子さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『現在頭金がほぼ0の状態で、予定より多くローンを組んで言えをたてるのは、無謀なことでしょうか?』につきまして、通常、住宅ローンを組んだ後からも住宅ローンで家計を圧迫されることにならないためにも、頭金として物件価格の20%+諸費用はあらかじめ用意してうえで、住宅を購入することになります。

尚、住宅を今回購入するに当たり、頭金が0という点は少し気になります。
上のお子様が小学2年生となりますので、少なくとも結婚後に7〜8年程度の期間があったと思われますが、その間に預貯金を取り崩してしまうほどの大きなライフイベント支出があったのかどうか?また、住宅ローンを組んだ場合に今の支払い家賃81,000円から180,000円と、毎月100,000円も住居費用の負担贈になるにもかかわらず、貯蓄にまで資金がまわるかどうかが心配です。

にの子さんの場合、お子様が3人となりますので、今後必要となる教育資金のことも十分に考慮に入れた上で、購入するのかどうかを決定するようにしてください。

購入する前にファイナンシャル・プランナーなど専門家にお子様の教育資金を含めて、キャッシュフロー表を作成してもらい、将来の資金残高の推移をあらかじめシミュレーションしてもらってから住宅の購入を決定しても遅くはないと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄