対象:ペットの医療・健康
肝臓の数値
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めちゃくちゃ悪いわけではないですが、一般的に肝機能を改善すると言われている薬を投与しても、一向に改善が見られないワンちゃん、ネコちゃんはいます。レントゲン検査で肝臓野が小さいとご指摘があったのでしたら、右心のトラブルが肝臓に影響していたり、後天性の体循環と門脈の間にシャント血管が形成されてしまったかもしれません。心臓の検査や、血中アンモニア測定などが必要になってきます。
実は先日、同様なネコちゃんがいまして、徐々に体重が低下してきましたので、飼い主さんのご希望で、試験的開腹をしました。膵臓にでこぼこが見られましたので生検をしました(病理検査結果は、良性の過形成でした)。肝臓はきれいでした。ただ、いつも見慣れているネコちゃんと一番違っていたのは、消化管の色でした。全域に亘って、血色が悪いと言うか、薄紫に近かった。術後、これまでの薬に血管拡張剤を加えてみましたら、いきなり肝酵素の数値が下がってきました。こういう例もありますので、一つ一つ検査をして、病変を追い詰めていくと良いと思います。
評価・お礼
たりらんらん さん
回答ありがとうございました。
かかりつけの病院にはCTがないので今月の検査結果を見て数値が改善していなかったらCTのあるところへセカンドオピニオンに行こうと思います。
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この回答の相談
6才8ヶ月のボーダーコリー(♂)です。
健康診断の血液検査の結果肝臓の数値が許容範囲をかなり超えています。
レントゲンとエコー検査をすると異状は見られないが体のわりに肝臓がちいさいということでし… [続きを読む]
たりらんらんさん (大阪府/57歳/女性)
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