ライフプランの中の「住宅計画」

sonyvaioさん、はじめまして。
ファイナンシャル・プランナーの横田と申します。

ご結婚おめでとうございます。毎日が忙しくそして輝いていることと思います。

ご結婚を期に家を持とうということはすばらしいことです。
その際にちょっと考えてみたいことがあります。
まず、ご夫妻の将来設計です。
家、お子様のご希望はわかりました。
子育て・教育、お二人の楽しみ、リタイア後の生活などの大雑把なプランはお持ちでしょうか?
ご主人と奥様の年齢差を考えるとリタイア後はいくつかの時期に分けられるでしょう。

次に、お住まいについてです。
ご希望は戸建、マンションどちらでしょうか。
そして、それは「持ち家」が絶対条件なのでしょうか?

実は、近年「賃貸」派の割合が徐々に増えています。
それは、間取り選択の自由度、加齢に伴う住環境変化の対応度、資金負担などの比較による選択です。

住宅取得の場合私たちFPは頭金および諸経費として物件価格の30%。
年収に締める年間返済額25〜30%程度を目安に返済プランを考えます。

物件価格2000万円、頭金200万円、諸経費100万円、
ローン1800万円、固定金利3.5%20年返済(現役中に完済)、ボーナス返済なしと仮定して
月々の返済約10万円、総返済額約2500万円、金利分約700万円になります。
このほかに将来の教育資金、お二人の老後資金なども考える必要があります。
これらを賄うには、ご主人だけの収入で済むのか奥様も働くのかの検討も必要ですね。

今の世の中は「借りる」ことは容易です。
しかし、借入者にとっては「計画通り無事に完済する」ことが大切す。
「住宅購入」が目的ではなく、お二人の「ゆめ」のある生活実現のための
ひとつの道具であることをご確認され、
お二人にとって一番いい方法を見つけられることをお勧めします。