対象:マッサージ・手技療法
対処療法から根治療法へ
お母様の膝の痛みに苦慮されているようで、お気持ちお察しします。本人も歩けないとご不自由でしょうし、辛い様子を見ているほうも辛かったりしますよね。
治療として、シップや注射を用いているようですが、私は、対処療法より根治療法を考えられることをお勧めします。
注射に関してですが、痛み止めの注射から、中にたまった水を抜くための注射、栄養剤を入れる注射とさまざまです。ですが、注射は、精神面でストレスとして大きく患者様へ負担になってきます。
また、症状は一時的に変化するかもしれませんが、水がたまったりと繰り返すことが多いでしょう。
「なぜ症状がでるのか?」
そこを診て頂ける治療院へ行くことが必要です。
説明をされてきた可能性のある誤解について説明しておきます。(このようなことを言われて諦めてします方もいますので・・)
「老化の一種だからしょうがない」
→そんなことはありません。老化が原因で痛みは起きません。(お年寄り全員が、膝の痛みを持っているとは限りません)
「骨の変形や軟骨が減っているから痛みが出る」
→骨の変形や軟骨のせいで、動きの制限が起こることはありますが、痛みは別問題です。私の臨床でも多く、膝の症状を持ったお年寄りを診ていますが、変形などがあっても、症状はなくなります。痛みと変形は別なのです。
心身両面から、全身的にバランスを整えることで、充分症状の軽減・消失につながる可能性はありますので、本質的改善のためにカイロプラクティックなどを受けられることをお勧めします。
ちなみに治療院をお探しでしたら、以前のQ&A「治療先の選び方」をお参考いただけるとよいと思います。
https://profile.allabout.co.jp/pf/yamanaka-chiro/qa/detail/1758
お力になりますので、またいつでもご質問ください。
山中英司
回答専門家
- 山中 英司
- ( カイロプラクター )
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
78歳の母ですが、ひざが痛み塗り薬・シップ薬等使用しています。あまり、ひどい時は整形外科に行き、注射を打っていただきますが、注射を続けていて体に影響は無いでしょうか?
cu-mamaさん (神奈川県/58歳/女性)
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