借換え時期はいつでも可能です!

さなまま様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
私は永年に亘り銀行でお客さま相談業務に従事して参りました。その経験を生かし、ユーザーさまへアドバイスをさせていただきます。
今回のさなまま様からのご質問につきまして、お応えさせていただきます。
ご相談内容で変動金利から固定金利へ変更する場合、ローン性質が異なるため基本的には同一銀行での対応は難しいと考えます。その為、他の銀行での借換えをお奨めいたします。借換え時期はいつでも可能です。
5月に入り長期金利が上った要因でローン金利は4月よりアップしました。

(ご参考:三井住友BKの5月金利)

住宅ローン2,860万円、23年、2.15%(当初10年固定優遇金利)、年収600万円、〜35%以内(返済負担率)、元利均等返済方式の場合

毎月の返済金額　　131,437円
年間の返済金額1,577,244円
返済負担率　　26.28%
他の銀行への借換え諸費用は、70万円〜80万円を見込んでください。　　

一見して、変動金利が有利そうですが、あと3年後(当初から6年目以降)に返済金額の見直しがあるため不安です。
その反面、一度固定金利型で実行した場合、その期間(当初10年間)は返済金額に変動はありません。その10年の間に一部繰り上げ返済を行えば、期間短縮が図られて、11年目以降の方向付け(固定または変動か)が出来ると考えます。
尚、一部繰上げ返済方法は当初10年間を残して11年目以降を優先に出来るように銀行ローン担当者へ相談されることも必要と思います。

以上