対象:ITコンサルティング
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あえて違う路線の回答で。
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**ITスキル標準はあくまでも指標で
まずは形からというのも、とても大事なことだと思いますので、ITスキル標準は参考としては役に立つかと思います。ただ、それは旧態依然のやり方をそのまま引き継いでいるだけなので、実際の評価指標にするのは、比較的リスクがあると考えたほうがいいかも知れません。
**業態に制度があっていないと、人材離れになるだけ
IT系企業、開発会社の個々の業態の特徴、社員に課している業務形態の特徴に沿った制度にしないと肝心な人材は離れていきます(おそらく)。
客先常駐が主となるビジネスの部署にいるエンジニアにSEやPM云々というのも求めて評価すると、ほとんど実態に沿わなくなってきます。会社にとってメリットとなるのは、そのエンジニアが客先にとって重要なスキルをもっていることだからです。常駐ビジネスに取得しやすくなるような資格をとっていることを評価するという点も、この類の業態では必要と思います。
逆に受託やコンサルティング、製品開発を主とした部隊、業態の場合、ITスキル標準で評価につながる制度をつくって、なんとか現実に沿いそうなのは、受託の面だけかもしれません。その面でも、PMがプログラマーより上かといえば、決してそういうことはなく、今求められているビジネスチャンスにつながるスキルをもつプログラマは、単なる進行管理しかできないPMよりも、はるかに優遇されるべきです。
ITスキル標準はあくまでも指標にすぎず、その会社にとって利益を生むスキルというビジネスの観点を強めていかないと、エンジニアの人材離れが加速すると思います。
評価・お礼
石田 さん
大変参考になりました
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この回答の相談
私は中堅ITの人事担当をしています。
昨年から人事考課制度の構築を行っています。
当社は責任等級制を導入して、等級定義の作成を行っている段階です。
等級は?から?の等級で設定… [続きを読む]
石田さん (東京都/36歳/男性)
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