対象:投資相談
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外貨MMFは短期債券投資。
はじめまして、FPの岩川と申します。
基本的なことになりますが、外貨建てMMFは短期債券への分散投資商品(投資信託)です。
外貨(現金)を保有しているのではありません。(ご存じかも知れませんが)
短期債券とは、一般に短期間に満期を迎える債券です。
単純なことですが、金利は一般に短期債券より、中長期債券が高くなります。
もしも、5年以上の長期的な資産形成を検討しているのであれば、
外貨MMFを保有するだけでなく、中長期債券を組み入れた方が、
利回りも高く、安定すると思われます。
例えですが、
外貨MMFは、1年未満の国債を購入するような投資です。
初めから、3年、5年保有が出来るのであれば、5年国債の方が金利は高く
明らかに有利です。
同じ為替のリスクを取るのであれば、リターンの高い方法を選択すること
が大切です。
それから、債券のみ100%保有するよりも、株式資産をいっしょに合わせ持つと
リスク軽減の効果があります。
株式資産を同時保有すると、平均リターンが上昇するのは想像できると
思います。しかし、リスクと言われる値動きは、平均以下に縮小されます。
複数の資産を合わせ持つポートフォリオ運用は効果的です。
(世界中の公的年金や運用機関が行っています。)
投信で失敗との事ですが、正しい方法で行って失敗したのかどうかが
重要です。
3500万の資産を守るのであれば、まずは金融を「正しく理解」すること
だと思います。
長期投資を基本に考えた書籍などはとても参考になります。
視野を広げるだけでは、「損」になりませんので、市場の動きに惑わされずに
情報収集をしてみましょう。
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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夫婦(夫46歳、青色申告、子供&借金なし)の金融資産を合計すると約3500万円になります。この10年余り、主に外貨建のMMFと債券で運用してきましたが、日本の投資信託の失敗や昨今の円高のせいで、期待してい… [続きを読む]
こずちさん (埼玉県/40歳/女性)
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