対象:独立開業
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 2件
制約条件から考えてみると
会社員を続けながらサイドビジネスを始める、いわゆる「週末起業」には、制約条件があるため、できるビジネスの種類も限られてきます。
制約条件のもっとも大きいものは、やはり「平日の日中に活動ができない」ということでしょう。
ということは、
''1.自分が活動できない平日日中に、見込み客づくりから受注、商品引き渡し、代金回収、ユーザーサポートまでを、自動的におこなうようなビジネス''
''2.土日だけ活動すればいいビジネス''
のいずれかが考えられるでしょう。
1は、インターネットを使った通信販売、なかでも「''情報通販''」が最適です。
「情報通販」は「情報起業」とも呼ばれており、週末起業家の多くが、このビジネスを手がけていると思われます。
というのは、インターネットでは、注文を受けつけることと、クレジットカードで決済することまでが可能ですし、形のあるものと違って、情報なら、在庫も発送作業もいらないからです。
平日日中にあなたが別の仕事をしていても、その間に勝手に注文が来て、商品をお客様に引き渡し、代金が入ってくるというわけです。
情報通販の専門サイトもあり、集客から代金決済までの全てが揃っていますので、情報通販を手がける場合は、そういったサイトを利用されるとよいでしょう。
ここでいう「情報」とは、何かのノウハウ、たとえば「儲かる株式投資の方法」「うまいナンパのしかた」「人前であがらずに話せる工夫」といったものです。
多くは、ワードやパワーポイントなどで作った文書をPDFデータに変換し、サイトからダウンロードさせています。
音声や画像、映像も、ダウンロード可能ですから、同様に、インターネットで通信販売することができます。
ノウハウを読み上げて録音したり、セミナービデオを録画して売るということが考えられます。
また、自作の音楽、自分が撮影した風景写真、短編映画をダウンロード販売するのも1つですね。
補足
もちろん形のあるものをインターネットで販売することも可能ですし、電話やFAXで注文を受け、代金回収を宅配便業者の代引きでおこなうことも可能です。
その場合、注文をいつ、誰が受けるか、在庫をどこに置くか、商品発送をいつ、誰がするか、を考える必要があります。
注文は留守番電話かFAXで受け、在庫は家の空いている部屋に置いておき、発送作業は夜にするということも可能ですが、本業によほど時間の余裕がない限り、おすすめできません。
注文はコールセンターに、在庫と発送は物流業者に、代行させる方がよいでしょう。
2ですが、稼働日が月に8日程度しかないので、常設のオフィスがなくてもできるビジネスが向いています。
また客層は、土日に娯楽や癒しを楽しんだり、自己啓発をおこなっているような会社員がよいでしょう。
企業相手だと、平日日中に活動できないと難しいと思います。
考えられるのは、個人向けセミナーの講師、アロマやネイル、ヘアメイクなどの出張サービス、結婚式やパーティの司会、写真撮影、楽器演奏といった、体一つか、持ち運びできる道具・機材でできるもの。
電話やインターネットチャットでの、相談、カウンセリング、コーチングもいいですね。
私は中小企業経営者専門なので平日日中にコーチングをしていますが、副業で会社員などを相手に、土日に電話コーチングをしている方は、結構いらっしゃいますよ。
コーチングもそうですが、2の例としてあげたビジネスは、いきなりフリーになっても、すぐに収益をあげることが難しいものが多いので、その意味でも、まずは週末起業で始めるのが、適しているといえます。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:6pt)
この回答の相談
週末の時間を使って、自分でも何かビジネスを始めてみたいと思っているのですが。何をしたらいいのか、迷っています。週末起業で成功しやすい業種があったら、ぜひ教えていただけませんか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A