対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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個別株も長期分散投資をお勧めします
かっぱ様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。
私はお客さまに、コストとリターンを考え、1番は株式と債券の直接購入、2番目は株式と債券のETF、3番目は債券と株式のインデックス・ファンド、4番目で漸くアクティブ投信の順でお勧めしています。
個別株への投資は王道です。ただし、短期的な利益狙いは利益を上げるのが難しいことと、選定基準はその企業の長期的な成長性と考えています。いずれにせよ短期的な投資はリターンが得がたく5年以上の単位でお選びになることをお勧めします。また、業種、内需・外需、大型・小型等々を考慮したうえで10銘柄以上の個別株への投資をお勧めします。
かっぱ様の場合将来の備えという目標がありますので、長期分散投資をお勧めします。ご存知と思いますが、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いましてお手元の資金は、1.定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、2.日本債券(国債)、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、参考のため年金基金や企業年金連合会の資産配分、各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
別な観点からのアドバイスを追記で記載します
補足
今回お手元の500万円ですが住宅ローンの返済をお勧めします。
借入金の返済は無リスクの資産運用です。借入金の利子率で運用が可能です。現在運用されている資金も、お仕事で必要なお手元の資金需要用に余裕を持って残したあとの残金も返済に廻されるようお勧めします。
投資理論からすれば、リスク商品の期待リターン−借入金利子率(無リスク)=合計リターンになります。このリターンに対するリスクはリスク商品のリスクだけが残りますので、ハイリスク・ローリターンの構造です。
以上のロジックをコラムに{住宅ローン金利とリスクプレミアム」として記載しています。ご一読下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/list/series/3583/
住宅ローン返済後に、余裕資金で個別株投資を行えば長期的な保有ができると考えます。是非ご一考下さい。
(現在のポイント:-pt)
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かっぱさん (千葉県/44歳/男性)
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