対象:老後・セカンドライフ
リバースモーゲージ使える場合が限られます。リースバックも類似
リバースモーゲージを活用して老後資金を確保する事も以下の場合には可能です。
1. 土地の価値があるエリアにある戸建て住宅をお持ちである事(マンションは多くの場合不可)
2. 住宅ローンの返済は完了している事
3. 年金などが多めにあり、一定金額の返済が毎月可能である事(月20万程の収入がある等)
4. 60才以上である事。(例外的にもう少し若い方も利用出来る場合もあります。)
もし、上記に1つでも該当しない場合にはリバースモーゲージを活用する事は難しいと思います。
ただ、リバースモーゲージに似た経済効果をもたらす取引としてリースバックという手法もあります。
リースバックはセールスアンドリースバック(sales & leaseback)の略の取引になります。不動産の売却と借り戻し(自宅の賃貸借)が一つのセットとなった取引になります。
リースバックでは戸建てに限らずマンション等でも対応が可能なのがリバースモーゲージと異なる点です。自宅を売却し資金を得る一方、その自宅に賃貸で住み続けるという手法になります。
ただ、何れにしても認知症になった場合には契約行為を本人が出来なくなるリスクがあります。
多くの高齢者は不動産に資産が偏っているいます。若い頃に土地付きの一軒家を購入して住宅ローンを返済してきた方が、住宅ローンは返し終わったが、手元に自己資金が無く老後資金が足りなくなる状況に陥る方が多く見られます。
資金の面では認知症になる前にリバースモーゲージやリースバックを活用するのも手ではあります。
リバースモーゲージとリースバックの違いに関しては私のHPの方で説明をしておりますので気になったらご確認ください。
https://myhome-dkw.jp/article/リバースモーゲージ-リースバックの違い
何れにしても、まだらボケから認知症になる境目の段階であれば色々と将来に備えた準備をすることが可能な場合もあります。完全に認知症になってしまいますと取れる手段が限られて来ますのでご注意ください。
回答専門家
- 向井 啓和
- ( 東京都 / 不動産業 )
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
高齢の母親が父に先立たれた後に現在も元気で生活しております。ただ、少し心配な事があり
ます。それはボケが徐々に進んできており認知症になったら困るなという事です。母は足腰も
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ma_minaさん (東京都/52歳/女性)
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