対象:住宅設備
引き戸の使い分けについて
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東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
上吊り式の引き戸の長所としては開閉動作が軽い、床仕上げを連続させやすい、下階に開閉音が伝わりにくい、レール式の引き戸の長所としては扉下に隙間がほぼ無い、上吊り式よりは寄りかかれる、しっかり仕切られているように感じる、などが挙げられましょう。それぞれの長所からお選びいただければと思います。床仕上げが連続するところは上吊り式、床仕上げが切り替わり、戸の下に仕切材が必要になるところはレール式、という使い分けも、ウッドワンのレールがシルバー色しかないのが和室境として気にならなければ、価格も同等のようですので、1階なら十分ありうる選択と思います。
なお今回は既製品でのご質問ですが、注文建具の場合は、レール式の引き戸でも目立たないレールやゴロゴロ音が伝わりにくい戸車など工夫された附属金物を選ぶことができます。
以上、多少なりともご参考になれば幸いです。
評価・お礼
yumieru さん
2016/04/20 12:24本当にありがとうございます。参考にしてみます。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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この回答の相談
新築の住宅にウッドワンのソフトアートの引き戸を入れるよていです。
引き戸は吊り戸と、普通のレールの戸はどちらがおすすめか教えてください。
リビング⇔ダイニング、ダイニング→ホールは同じフロ… [続きを読む]
yumieruさん (茨城県/40歳/女性)
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