対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資の原則に則った運用をお勧めします
w_moon様
初めまして、オフィスマイエフピーの吉野充巨です。
このたびはご愁傷様でした。ご主人が遺された大切な財産ですので長文に為りますが回答申し上げます。
w_moon様が記載されたご要望を雑駁ですが資産をします。
遺産+収入×(80歳-53歳)-生活費×27年-家賃×27年>500万円
=6500万円+3,694万円-4,860万円-3,240万円=2,094万円です。
但し平成25年の簡易生命表によりますと、w_moon様の平均余命は約36年あります。80歳ではなく平均余命に+5年を加えた年数で算出すると
6500万円+5,609万円-7380万円-4,920万円=-191万円 です。
上記試算は、w_moon様のご要望の数字をしていますので、アフラック等他の費用を「全て生活費」の15万円で賄うとして算出しています。
また、インフレ率は考慮していません。日銀が目標としているインフレ率は2%です。
従ってご心配になられるように、若干不足します。
w.moon様もこの心配があり資産運用をお考えに為られたことと推察いたします。
従いまして、費用に関しては今少し詳細な計画が必要かと考えます。
投資アドバイザーとして申し上げます。
資産運用では、
・運用コストが重要です、失礼ですが現在お考えの商品はコストの面でお勧めできません。
出来るだけコストの低い金融商品をお選びになることで、良い成績を納める可能性が高くなります。
現在一番の盲点になり、心あるアドバイザーが薦める商品、個人向け国債10年変動は購入後1年経ては元本が保証され、利子は市中金利に連動する優れた商品です。金融機関や子看っ証を得る方達はあまりもうからないので占い商品の代表格です。
・運用では資産配分(アセットアロケーション)が重要です。資産配分とは国内外の株式や債券、リートなどの資産にどれだけ金額を配分するかによって、運用成果の大半が決まるとされています、また、資産配分よってリターンとリスクをコントロールします。
それによりw.moon様購入する資産と銘柄を決めます(ポートフォリオ作りといいます)
この点から、外貨運用をお考えとのことですが、外貨は為替の予測が困難です。
外貨に投資されるならば国外の株式と債券に配分することをお勧めします為替リスクはありますが期待リターンが外貨運用を上回ります。
・資産配分の後、銘柄分散が必要です。例えば国内株式に投資するなら、様々な要素を考慮したうえで20銘柄以上に投資しなければ、分散効果が出ません。その点で、日経225やTOPIX(二つとも日本株を代表する指数です)などの指数に連動するインデックスファンドまたはETF(上場投資信託)に投資されることをお勧めします。当然なことに海外の株式にも色々な指数があります。
・インデックスファンドやETFは大手ネット証券のホームページで誰でも簡単に学べます。
これらも、ネット以外の販売側としては利益が小さい為、お客様に照会するのが後回しになる商品です。
・資産運用では、時間分散も重要な要素です。現在お手元にある資金は一旦預金にし、その後、銘柄等が決まった後に、毎月定額で購入するなど時間分散をお勧めします。例えば1ヶ月に200万円の投資であれば32ヶ月の積立投資が可能です。
・最も重要な言葉として「売り手の利益が買い手のコスト」があります。
営業活動として、お客様に商品を販売する際には会社の利益を考えなければなりません。金融商品も(証券・保険等)商品ですので、このたとえに当てはまります。また、会社が販売できる商品群からお客様にお勧めしています。
このため、出来るだけ中立的なアドバイスを受けられる、コミッション(手数料等)を取らない、フィーオンリー(アドバイス料)のアドバイザーにご相談されるようお勧めします。
資産配分の例として、我々の公的年金等を管理・運用している年金等管理運用独立行政法人=GPIFの基本ポートフォリオを図として紹介します。平成26年まで使用していた、リスクが低い配分案です。個人で同じ配分を採用し、コストを押さえれば、予想インフレ率(2%)に負けない運用成果が期待できます。御検討ください。
資産配分の考え方とそのリスクリターンの分かる図を載せます。このように夫々の人に合った資産配分が必要になります。
(現在のポイント:-pt)
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