対象:ペットの医療・健康
Re:腎不全や心筋症の猫にワクチン接種は必要ですか?
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ワクチンを接種することによる、心臓や腎臓への直接的な影響は少ないと思います。
ただ、アレルギー症状が出てしまった際に、心臓や腎臓が悪いと通常より強い影響が出てしまう恐れもあるので、接種する際は事前に状態を把握しておき、ワクチンを接種するメリットとデメリット両方を考える必要があります。
ワクチンを接種することによるメリットとしましては、カゼ様の症状を示す猫ウイルス性鼻気管炎や下痢・嘔吐などを主症状とする猫汎白血球減少症などの感染症を予防することができます。
これらは健康な成猫では重症化することは稀ですが、子猫や老猫など免疫力が低下している場合は重症化することがあります。
今回の場合10歳と高齢であるため、感染してしまった時のことを考え一般的にはワクチンを接種しておいたほうがいいと思いますが、心臓や腎臓の状態がかなり悪い場合は接種は控えるべきです。
また、過去にワクチンに対しアレルギー症状が出たことがあるのでしたら、再度アレルギー症状が出る可能性が通常より高いので、さらに慎重に投与するか投与を見送ったほうが良いでしょう。
したがって、接種するべきかどうかは、現在の心臓や腎臓の状態・過去のアレルギー発症の有無などをふまえて、担当の獣医師とよく相談していただき決めて頂くのが良いと思われます。
評価・お礼
はるぽんきち さん
2015/02/05 21:01早速の御返事有り難うございました。大変、丁寧な説明でわかりやすかったです。よく先生と相談してみたいと思います。
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この回答の相談
現在、腎不全と心筋症になっている10歳になる猫がいます。今年の4月がワクチン接種月なのですが、今の獣医先生に聞いてみたら、4月時点での腎臓、心臓の状態が良かったらワクチン… [続きを読む]
はるぽんきちさん (香川県/44歳/女性)
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