対象:住宅設計・構造
上村 美智夫
建築家
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敷地形状(環境)と日当たり確保の方法について
はじめまして、PAO建築設計の上村です。
影が最も長い(昼が最も短い)冬至(12/22頃)においては、1階部分では終日日差しは期待できないようです。
それに対し、2階の南面のみは一日中日が当たるようです。
冬至頃以外であれば、1階でも十分日差しが望めると思います。
東側に中庭を取る案にしても、この日当たりの傾向は大きくは変わりませんが、中庭案の南側部分を平屋とすることで、中庭をはさんだ北側の部屋(1階2階共)の日当たりを確保することも可能でしょう。また、東側隣地が旗竿敷地の竿の部分(巾3.3m)である為、高い建物が建ちそうにない分、中庭部分への日当たりも今後確保される可能性も高いと思われます。
質問者様のご希望とは一部異なりますが、2階をリビング等にすると、1年中日当たりが望めると思われます。平屋の上部を2階リビングと連続したウッドデッキのルーフバルコニーにすることで、リビングがより広く感じられます。また、気候の良い季節には手軽にアウトドア感覚も楽しめ、日々の快適性も向上するでしょう。(あくまでも参考までに)
画像の説明
■冬至(12月22日頃)12:00頃の日当たり
西側より見たもので、西側の近隣建物は省略しています。
冬至12:00頃の様子で、この前後から影は少しずつ長くなっていきます。
天井の高い、2階リビングとウッドデッキのルーフバルコニーが連続する事例を下記に紹介しておきますので、イメージの参考になれば幸いです。
平塚の家・増築/リフォーム(私のプロファイルのベージ)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-5982/
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6330/
松戸の家(私のプロファイルのベージ)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-5984/
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
http://www2.gol.com/users/paoarchi/ E-mail paoarchi@gol.com
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この回答の相談
検討している都内45坪土地(容積100、建ぺい50、一種低層)があります。
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*南北はほとんどふれてい… [続きを読む]
さいなおさん (東京都/48歳/男性)
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