運動と食事のバランス
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とても前向きに努力をされているのに、満足できる効果が得られないのはお辛いですね。
ご参考になるかどうか分かりませんが、私がプロバレリーナ時代に経験し自分の体感したものをお話ししてみようと思います。
プロバレリーナは毎朝ウォーミングアップのクラスレッスン(1時間半~2時間)を受けた後に、次の公演に向けたリハーサルを4・5時間するのが日課です。
たまに舞台が無い時期でも、常に身体のコンディションを維持する為のクラスレッスンは毎日欠かさずしていなければなりません。
その時に私が実感したのは「クラスレッスンだけでは痩せない」という事でした。
バレエは優雅に見えますが、公演に向けた踊りのリハーサルはとてもハードなものなので、食べた分が追いつかないほどの運動量ですが、クラスレッスンだけの時は、もうそれが日常では当たり前の身体になっていますから痩せるまでは行かないのですね。
ですのでクラスレッスンは、痩せると言うより筋肉を維持する事と気持ちのリフレッシュには最高でした。
運動で痩せようとする場合は、マラソンの様にじっくり長時間やるものでないと脂肪が燃焼するまで行かない様な気が致しますが、運動して筋力を付けたり維持する事や、気分転換になる爽快感は別の意味でとても健康に良いものだと思います。
あと、質問を読ませて頂いて気になるのが食事の内容ですね。
多分まずそちらを改善されないと、ダイエットの効果は期待できないと思います。
何故ならそういう疲労感の強いコンディションで運動されても、身体は自分を保護しようとする働きをしてしまうので、益々痩せない身体になって行く可能性がありますから。
私も若い時に一回だけ、貧血になった事があります。
その時はふとめもさんと一緒で、地下鉄の階段を上がるのもハードでした。
そういう時期に私は、当時お世話になっていた鍼治療の先生から玄米菜食という食事療法を教えて頂いたのですね。(今で言うマクロビオティックです)
マクロビ的に見ますと、今のふとめもさんの召し上がっていらっしゃるものは物凄く陰性に傾いていらっしゃいます。
陰性の食物とは身体を冷やしてしまうですので、貧血になって当たり前という食事内容になっているのですね。
私はマクロビオティックを実践して来て自分には合っていたので、もしふとめもさんもご興味がある様でしたら、本などでその哲学などを勉強されてみると目から鱗で面白いかもしれません。
(完璧に行うのは無理でも、内容を把握し日常意識されて食生活を見直されるだけでも良いと思います)
以上が私の経験から差し上げられるご提案とアドバイスでした。
何かご参考になるものが一つでもあれば幸いです。
評価・お礼
ふとめも さん
2014/07/05 22:37
実体験を交えた回答、ありがとうございました。
やはり疲労感がある中での運動は良くないですよね。
マクロビオティック、ちょっと調べてみたんですが、
自分にあっているかもしれません。
元々甘いものも肉類もあまり好きではなく、
玄米も大すきなので…。
もうちょっと勉強して、食事を変えていきたいと思います。
私太いのに、貧血なんですよね。
今回頂いた回答の中に、自分を変えるヒントがたくさんありました。
少しづつ、前向きに、楽しくダイエットが続けたいと思います。
本当にありがとうございました。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
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この回答の相談
スポーツクラブに入会し、毎日2-3時間
有酸素運動、筋トレ、ダンスプログラムなどをやっています。
しかし、あまり体重が減ってきません。
最初の一週間はむしろ増えて、
二週間目にグ… [続きを読む]
ふとめもさん
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