27歳男性のダイエットについてです。
身体は170センチ。
現在は、80キロで75キロを目指しています。
以前は、運動をしてダイエットを行なっていたのですが、すぐに結果がでず継続できませんでした。また仕事により夕食を摂る時間が夜の10時以降と遅くなったり深夜1時や2時にお茶漬けやうどんなどの夜食を食べてしまう生活でした。
現在、転職をして夕食も夕方の6時半頃に食べられる生活になり夜食を食べることもほとんどなくなりました。
これを機に以前はできなかった食事改善のダイエットを行なってみようと思ったのですが、思うように体重が落ちません。
脂肪燃焼スープダイエットを行っており、スープだけの日やスープとサラダと豆腐を食べる日などお米は一切抜いています。肉や魚もほとんど食べていません。体重が増えるのではないかと思い怖くて食べられていません。
最初は、摂る分が少なくなり体重が落ちましたがすぐに落ちなくなりました。
なぜ落ちなくなったのかも自分の知識ではわかりません。
このままでは、モチベーションも下がりリバウンドを起こすことが考えられます。身体から疲れもとれにくくなり困っています。理想はお米や肉魚豆類や野菜を食べながらの食事改善なのですが、どのような食事改善を行えば痩せることができるでしょうか。
運動は、週に2〜3回3〜4キロを20〜30分程でランニングしています。お米をとらなくなってからは、やめています。
よろしくお願いします。
ponpokoyamadaさん ( 島根県 / 男性 / 27歳 )
回答:2件
ダイエットを成功させるには、気力と体力が必要です
このお悩みは、典型的な「巷で流行っている間違ったダイエット法」を妄信されてしまった事から来ていますね。
まずはponpokoyamadaさんが今まで学ばれたダイエット法から全て一旦離れて、バランスの取れた普通の食生活を取り戻す事が先決だと私は思います。何故ならダイエットを成功させるには気力と体力が不可欠になるからです。
そうして気力と体力を回復させてから、改めて「キチンと食べながら健康的に痩せるダイエット」に切り替える事をお勧め致します。
健康をどんどん損なって行くダイエットで痩せたとしても決して続きませんし、それで気力・体力が衰えてしまえば、「一体何の為のダイエットで、何の為の人生でしょうか?」という事ですね。
精神に過度な負担を与えるダイエットや、気力・体力を衰えさせる不健康なダイエットは、全て間違ったダイエットだと知って下さい。正しいダイエットは「人を積極的に健康にしてくれるもの」ですので、今後はそれをバロメーターにされて下さい。
では「どの様な食生活が良いのか?」ですが、私が長年実践している食生活からアドバイスを申し上げますと、油を使わない美味しいお出汁で作る玉ねぎ・ニンジン・キャベツをベースにしたスープが常備菜としてお勧めです。(※私はこれに良く好きなカボチャを加えたりします)
スープの具にする野菜も、その時々で自分の好きな野菜を自由に取り入れて構いませんし、そういう「具沢山の野菜スープ」を多めに作って常備菜として冷蔵庫にストックされると何かと便利だと思います。(※お好みで洋風・和風・味噌味、何でも有りで構いません)
それと共に、健康に欠かせない良質のタンパク質も一緒に常備します。私の場合は脂身の少ない鶏肉・ゆで卵・魚介類等がダイエット向けで、それを野菜スープに漬け込んだり、自然素材の調味料で下味を付けておいて、それぞれ冷蔵庫にストックしておく事が多いです。
こうしたタンパク質は、最初からスープに入れても良いのですが、別々に調理しておくと、その日その日で色々なお料理のバリエーションが楽しめるので、私はこの様なスタイルを取って食生活を楽しんでいます。
そして私に欠かせないのが、無農薬の玄米を一日以上水に浸けて発芽させたものを主食にするという事です。そうすると玄米のフィチン酸の害も無くなり、柔らかく美味しく頂けるからです。
玄米は多くのビタミンやミネラル、そして豊富な食物繊維が含まれた食品なので腹持ちも良く、とても健康的に痩せる事が可能です。但し体に良くても食べ過ぎてはダイエットになりませんので、一食に付き「お茶碗に軽く一杯」が目安でしょうか。ちなみに玄米の頂く時の基本は「最低30回以上、良く噛む事」です。
以上が私の長年実践し「健康と体型を維持できている食生活」の基本です。時々ハメを外して好きなものを食べて、少々体重が増えたなと感じた時は、油脂と白砂糖を使わない和食に戻すと、自然に元の体重に戻る食生活です。
今は「太る恐怖」に捕らわれてしまう時期だと思いますが、健康を取り戻すまではダイエットをあまり意識し過ぎない方が良いかもしれません。気力と体力が戻ったら、新たな気持ちで「健康的なダイエット」にトライされると良いと私は思います。
補足
玄米食が苦手で好きではないという方もおりますので、その場合は「雑穀米」をお勧め致します。
油脂・白砂糖・小麦粉からできた食品を極力避けると、とても痩せやすい体質を維持できると思います。あとミネラルの豊富な海藻類を取り入れる事もお薦め致します。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
石川 ロバート誠
パーソナルダイエットコーチ
-
早速、食事を見直してください
ponpokoyamadaさん、こんにちは。
パーソナルダイエットコーチの石川ロバート誠です。
文面にある、「肉や魚もほとんど食べていません。身体から疲れもとれにくくなり困っています」というのは、マズイ兆候です。日中の疲れを取るのは睡眠ですが、睡眠中に身体をメンテナンスするための栄養が足りていないと思われます。
また、「最初は、摂る分が少なくなり体重が落ちましたがすぐに落ちなくなりました」というのは、食事制限をしたことで、摂取カロリーが消費カロリーを下回ったので、体重が落ちたと思われます。
減量は『食事7割、運動3割』と言われるように、食事が大きな鍵を握っていますので、以下の点を心掛けてください。
・たんぱく質は毎食35g摂取を目標にする。(1日に体重1kgあたり1.3gで計算)
(参考)木綿豆腐1丁のたんぱく質量は約26g、鶏ささみ1本(50g)は約11g。
・緑黄色野菜は毎日、海藻類もできる限り摂取する。
・糖質量は、運動日120~150g前後、休息日は100~110gを目安にする。過剰に摂取する場合には、糖質カットサプリで上手にカットする。
・糖質は、できる限り朝4:昼5:夜1の割合にする。
・アルコールは、焼酎、ハイバール中心にする。
運動は、ランニングのみのようですが、筋トレをおこなってください。筋トレのコツと、ご自宅でできる筋トレを紹介しておきます。
・運動スケジュール
一週間のうち、筋トレ2~3日、ランニング2~3日、休息日2日という感じに振り分けます。
・運動メニュー
筋トレは、お尻、脚、胸などの大きな筋肉を鍛えます。大きな筋肉を鍛えることで、同じ時間の運動でもエネルギー消費量が大きくなります。
お尻を鍛える:ヒップリフト、ヒップアブダクション、グッドモーニング 各3セット
脚を鍛える:スクワット、フロントランジ、ブルガリアンスクワット 各3セット
胸を鍛える:プッシュアップのバリエーション(ノーマル、ナロー、ワイド)各3セット
※運動動作はネットで検索して確認してください。
日ごとに種目を分けてもいいですし、1日の中でお尻+脚+胸を組み合わせるサーキット方式でもいいです。
・各セットの回数
最初から回数を決めるのではなく、
1セット目は「きついな」と感じたところで止める。回数を記録する。
2セット目は「きついな」からプラス3回を目標にする。回数を記録する。
3セット目は、2セット目と同じ回数かプラス1回を目標にする。回数を記録する。
※各セット間は30~60秒休憩する。
・ランニングも負荷をかける
ランニングは「少しきつい」と感じてから10~15分頑張りましょう。合計で30分間以上ランニングできるといいです。
食事を我慢して栄養バランスを崩して減量しても、止めてしますと必ずといっていいほどリバウンドします。一度、リバウンドすると痩せにくい身体になってしまいますので要注意です。徐々に、身体をつくっていってください。応援しています!
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A