対象:住宅設計・構造
島崎 義治
建築家
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光と影の組み合わせを
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家づくりにとって、今が一番大切な時かもしれませんね。ぜひ頑張ってください。
「LDKが南向きの東西に広がり」とありますので、広がりのあるLDKが連続して庭に面し、とても開放的で快適な空間になるのではないでしょうか。いい感じですね。
心配されているのが南面の直射光なのですね。
部分的に壁面などにすることにより解決できるかもしれませんし、またキッチンを北側に配置し、そのかわり浴室を南側に配置してテラスに出れる明るいバスルームとすることもよいかもしれません。
ただ、連続的で開放的なLDKのイメージは若干弱くなるかもしれませんが、、、。
むしろ気になるのは奥行が狭く、影の空間が少なくなることのように感じます。(光と影が組み合わさって豊かな居住空間が生まれると思っています。)
一般的には昔の日本家屋のように庇の出を長くするといいと思いますが、LDKの前の部分をテラスとしてその上に全面的にパーゴラ(藤棚のような植物の棚)を設置したりすることでもいいかと思います。夏と冬の日差しをコントロールするわけです。
ところで地熱換気とはどのようなものですか?クールチューブという地中の中に深く、そして長い管を埋設し、外気を通して適当な温度にして室内に供給するようなものでしょうか。または基礎の部分を深くし、また密閉してピット状の中の空気を室内に供給するようなものでしょうか?
いずれにしても、室内の容積の半分を1時間ごとに換気するわけですのでかなりのキャパシティが必要になると思います。前者なら土中深い位置にかなり長い配管を埋め込む必要がありますし、後者ならばピットの中の衛生状態がそのまま室内に取り込まれますので、どちらにしても十分な検討が必要のはずです。
ご参考になりましたら幸いです。わからないことがありましたらどうぞ御遠慮なく。
島崎義治/株式会社島崎義治建築設計事務所
2012年、13年グッドデザイン賞を受賞しました
http://architect-studio.com
評価・お礼
はる0310 さん
2014/05/21 12:35
ありがとうございます。
後者の方になります。配管など汚れていきますよね。やっぱり影がないので暑くなりますよね。周りにもなにもないので。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
東西に長い土地に二階建ての家を建築します。一階に和室と寝室を持ってきて二階建ての家になります。東道路で南東玄関、東に和室、北側にお風呂トイレ、寝室は西向き、LDKが南向きの東西に広がり台所は南… [続きを読む]
はる0310さん (愛媛県/31歳/女性)
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