対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険で貯蓄するデメリット
- (
- 4.0
- )
mappy2guppy 様
この度はご質問いただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口と申します。
http://www.bys-planning.com/
よろしくお願いいたします。
お子さんがしっかりした教育を受けられるように教育費を準備をされたい
お気持ち、よく分かります。
ベストな選択をしていただきたいと思います。
また、私の死亡保障としては、現在総額2100万(定期、終身込み)の
保険に入っていますので、上記保険はあくまで教育資金の位置づけです。
⇒死亡保障をすでに確保されているようですので、
教育資金=保険という考え方以外もご検討された方がいいかと思います。
なぜなら、保険で貯蓄することのデメリットが大きいからです。
以下は保険で貯蓄するデメリットです。
1.保険会社の破たん
2.インフレリスク
3.途中解約リスク
1のリスクは、保険会社が破たんした場合の解約返戻金の保証はありません。
2のリスクは、固定金利型の場合のリスクとなりますが、
貯蓄型保険は長期契約ですので、市場金利がアップしてしまいますと、
解約返戻金の価値が下がります。
積立利率変動型終身保険(米国通貨建て)はインフレに対応している
ように見えますが、買付しているのはアメリカの国債や社債です。
インフレに対応させようと思えば、株式、投信、不動産などを
組み入れたものでなければ難しいです。
3のリスクは、最終まで払い込んでしまえれば、なくなるリスクですが、
もし途中で払い込みができなくなった場合は、元本割れになります。
なお、もしどうしても加入される場合は、
安全性の高い保険会社で、率が一番高い商品をご選択ください。
1及び2の保険会社の安全性は責任準備金組入れ率なども含め
充分調べてください。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
評価・お礼
mappy2guppy さん
2014/03/17 12:55
釜口様
早速の回答ありがとうございました。
保険によるデメリットの件、なるほどと思いました。
基本的には保険で考えたいと思っていますが、他の選択肢
についても検討に加えるようにしてみます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
教育資金の準備について相談させてください。
現在、子供が1歳であり、2歳になる前に学資保険などの教育資金準備を
考えようとしています。先日、保険相談を行ったところ、以下の2つの
保険を勧められ… [続きを読む]
mappy2guppyさん (岡山県/35歳/男性)
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