対象:矯正・審美歯科
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井川 征博
歯科医師
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側切歯の先天性欠如
上顎と下顎の側切歯が1本ずつ欠損していることですが、上顎だけ考えた場合、側切歯がない方に正中線がズレて行きがちになります。それを補正するには、反対側の歯も抜いて中心線を合わせるか?あるいは、反対側の歯列を少しずつ後ろに移動させて正中線を合わせていくことになります。また、下顎との兼ね合いもありますので、下顎も1本抜歯して、上下左右の歯数を
合わせることもあります。おそらく気になるのは、多く場合、上顎の正中線場合が多いので、上顎の正中線だけ顔面の正中線に合わせていき、下顎の正中線のズレは無視する方法も考えれられます。
基本的には、顎に大きな変形がない場合において、奥歯(第一大臼歯)の前後関係があっていて歯数が合っていて、さらに歯の大きさのバランスがあっていると上下の正中線が一致する(一致に近くなる)ことになっています。
いずれにしても、いろいろな治療方法を検討する必要があるかと思われます。いろいろな問題点を整理して、今回の治療における優先順位を明確して、
この矯正治療で何を一番なおしたのか?
それぞれの方法の利点欠点を確認し、今回の治療で、できることできないことを確認して最終治療方針を決定されるとよいでしょう。
以前は、ドクターサイドが決めた治療方針に従う形でしたが、最近は少しづつ変わってきているようです。矯正治療は、一生に1回おおくて2回ですので、納得できた所でスタートすることが好ましいと思われます。
東京都中央区日本橋 人形町 茅場町 矯正歯科専門クリニック
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この回答の相談
10歳女児の歯列矯正に関してお尋ねします。
永久歯の上顎の側切歯が1本と、下顎の側切歯1本、計2本が先天性欠如歯のため足りません。
下顎は1本歯が足りないにもかかわらず、永久歯… [続きを読む]
gengengenさん (東京都/42歳/女性)
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