対象:保険設計・保険見直し
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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貯蓄型保険のリスク、他の金融商品
- (
- 4.0
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milktea2 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
貯蓄がそれなりにあり、遺族年金のことも考慮すると、
夫にもしもの事があった時でも生活レベルを下げれば夫の生命保険に入る必要はないのではと考えています。
⇒おっしゃる通りです。
1.学資保険的に使う終身保険
(月々の支払いは子供手当分で、死亡保証は400万円、15歳払い済み、18歳の時点で返戻率110%)
⇒円建て長期固定金利型の金融商品である保険は、
この経済状況では一番やってはいけない方法です。
インフレになれば、貯蓄という目的からかけ離れてしまいます。
もしどうしても保険に拘る場合でも、もっと短期で元本以上になるような設計
の商品を選択された方が賢明です。
2.ドル建て終身保険
(約500万円を一時払い、死亡保障約1500万円、10年を過ぎれば返戻率が100%を超える商品)
の2つをご提案いただきました。
⇒円建てよりも良い選択ですが、ドル建ての金融商品の一括払いは、
為替リスクが高すぎます。
ドル建てであれば、毎月払いの方がリスクヘッジになります。
目的が貯蓄であれば、あえてドル建て終身保険ではなく、アメリカ国債を
ETFなどで購入する方が断然お得です。
なぜならば、ドル建ての保険の場合は保険会社が買いつけているのは、
ほとんどがアメリカの国債です。
保険会社で購入するということは、目に見えない手数料が搾取されています。
2. 保険に入らないとすると、現在の銀行の預貯金を続けていって良いのか
保険、預貯金以外でローリスクの運用があれば教えていただきたい
(今後のインフレを考慮すると預貯金では資産が目減りするのではと不安です)
⇒流動性資金分(使う可能性があるお金)は銀行預金でもいいですが、
それ以外の余裕資金まで銀行預金に預けるのは、良い選択ではありません。
リスクなしで貯蓄するのであれば、ネット定期預金ぐらいになります。
milktea2の様ローリスクの判断がどの程度かによりますが、
グローバル型のインデックスファンドの毎月購入からスタートされては
いかがでしょうか?
為替リスクがとれるのであれば、低倍率のFXという選択肢もあります。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
評価・お礼
milktea2 さん
2013/12/27 18:10
早速のご回答ありがとうございます。
育児に関する書籍を読むと「子供が生まれたら学資保険」という記述が多いので
貯蓄の一部は学資保険でも良いのかなと思っていましたが、
入るのであればアドバイス頂いた通りもっと短期で元本以上になる商品を探してみます。
(FPの方からは以前は3年で払い込み終了の商品があったが、現在は10年が最短と説明された気がします)
ドル建て終身については、資産の一部を外貨で持つのはありかなと考えていましたが、
やはり一時払いはリスクが大きいのですね。
保険ではない方法をもう少し勉強してみたいと思います。
余裕資金の運用に関してもネット定期くらいしか思いつかなかったので、
今回ご提案いただた内容を参考に勉強をさせていただきます。
具体的にアドバイスをいただきありがとうございました。
釜口 博
2013/12/27 19:32
高評価いただきまして、ありがとうございます。
育児に関する書籍を読むと「子供が生まれたら学資保険」という記述が多いので
⇒育児関係の雑誌などでしたら、保険会社が協賛していたり、
その雑誌社の関連会社が保険代理店だったりします。
つまり学資保険が売れやすくなるような雑誌や書籍の構成になっていたります。
保険見直しFPは、結局保険売って生計を成り立たせているので、
売りバイヤスがかかりやすくなります。
ご自身で勉強されるか、中立・公平な立場のFPに相談された方が賢明です。
ご不明点がございましたら、お問い合わせください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
子供が生まれるのを機に保険の見直しを行っています。
(現在夫婦とも医療保険のみ加入)
夫:29歳 会社員 給与手取り25万
妻:31歳 会社員(契約社員) 給与手取り18万円… [続きを読む]
milktea2さん (東京都/31歳/女性)
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