対象:ペットの医療・健康
Re:愛犬の突然死
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心からお悔やみ申し上げます。記載されている情報から、わかる範囲で答えさせていただきます。
1.血尿ではなく、赤血球が破壊されヘモグロビンが出現する血色素尿であれば、免疫介在性溶血性貧血の可能性はあります。血液検査、尿検査から診断を行います。ワクチンなどに続いて発症することはあり得ますが、原因を特定するのは難しいことが多いです。
2.肝臓に腫瘍性の変化がなく、肝酵素の上昇だけであれば、膀胱腫瘍とは関係ないと思います。慢性的な炎症が続いていたり、肝臓からの出血があれば貧血が起こる可能性はありますし、疾患によっては、二次的に免疫介在性溶血性貧血を引き起こすこともあります。
3.膀胱腫瘍は移行上皮癌が最も多くみられます。血液中に大量の癌細胞が出現していれば診断できるかもしれませんが、基本は病理検査を行います。院内で診断はできると思いますが、判断が難しいのであれば、病理の専門医に診てもらうことになります。
4.確かに4cmの腫瘍は大きいと思いますが、それまで症状を出さないケースも稀ではありますがあり得ると思います。症状は血尿や頻尿など、膀胱炎の所見と似ています。
評価・お礼
milkycafe さん
2013/11/17 19:44
●●先生
お返事ありがとうございます。
出血に関しては、病院に連れて行った際、持参したトイレシートを見て、先生が「これ血尿じゃなくて血だから!!」を慌てて処置をしてくださったので、血液だったのだと思います。
ただ接種後2時間ほどで免疫介在性溶血性貧血を発症することもあるのかも分からないのですがどうなのでしょうか?
通常、数日~数週間で発症するようなので。。。
肝臓の数値に関しては、レントゲンなどは撮っていなかったので、数値の変化しか分からないのですが、5月に嘔吐した時は、GPT282、GOT64、ALP2235、Glu119と高く薬を飲んで様子を見る事なっておりました。もっと早くレントゲンを撮ってもらえばよかったと後悔しております。。。
Mダックスの体で4cmの腫瘍と思うと、本当に大きいと感じます。
血尿は全くなく、頻尿に関しては1回の量が少ないけど、いつもより少しトイレの回数が多いかな?という時があり、病院に伝えてはいましたが、高齢という事もあり様子見となっておりました。。。
本当の死因が膀胱がんによるものなのか、免疫介在性溶血性貧血などによるものなのか分からず、でもどちらにしても狂犬病接種がなんらかの影響を与えたのではないか?と感じております。。。
すでに亡くなってしまったため、愛犬の症状のみで死因の特定をするのはとても難しいと感じておりますが、とてもとても大切な愛犬の突然の死だったため、受け入れがたく諦めもつかない毎日で、こちらに質問をさせて頂きました。
●●先生には、少ない情報の中、とても丁寧にご回答頂きまして感謝しております。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
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