対象:心の病気・カウンセリング
「退行」という心理だと思われます。専門医にご相談してください
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あるかさんはじめまして。フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。
娘さんの状態は「退行」と呼ばれる心理状態であるように思います。
これは、ある年齢で精神の発達が止まったまま月日だけが流れて年齢だけは18歳になっているということです。
娘さんの行動は、本来3歳児の取るような行動ですが、娘さんが産まれてから3歳になるまでの間に娘さんにとって衝撃的なことが家庭で起きてはいませんか?
(例えば離婚をしたとか、母であるあるかさんがその時期に娘どころではない心理状態にあり、十分に娘さんに愛情を注げなかった、等です)
思いあたることがあるならば、それが問題行動の根底にあります。
「笑ってばかりいる」という行動についてですが、それは娘さんが自分を守る防衛手段として身に着けた行動の可能性が高いです。
笑っていると、娘さんの中でメリットになることが幼少期にありませんでしたか?
思い出してみてください。心あたりがあるのでしたらそれが原因です。
さて、どうしたらよいかということですが、娘さんの心が止まってしまった年齢まで遡り、そこから育て直しをして心の成長を促さなくてはなりません。
娘さんを18歳とみると奇妙に見える行動も、3歳の心ととれば納得して見れませんか?
その年齢に母親が世話をやいてあげることでできるようになっていくことを、いまのあるかさんがやってあげればよいのです。
これは薬だけで何とかなるというものではありません。
娘さんはとても苦しんでいると思います。あるかさんが「母親」として、娘さんを救うことが唯一絶対の完治手段です。
私は医師ではないため、治療方法などの具体的なことにこれ以上言及することができません。
どうか、娘さんとともに「思春期外来」を訪ねてください。
その際に、私が申し上げた娘さんの幼少期を遡って思いあたる節がないかを探してください。
1人でないと泣けないなんて、娘さんはとっても寂しくて辛いと思います。
「我慢していないで、お母さんと一緒にお医者さんに行ってみよう」
そう声をかけるだけで、救われる心が必ずあります。
どうか感情をありのままに出せる日常生活を、取り戻してあげてください。
※茨城県在住とのことでしたので、下記に茨城県で「思春期の子供を診ることができる精神科クリニック」の情報を掲載したURLを掲載します。
参考になさってください。
http://www.hospita.jp/ibaraki/op54/
また何かわからないことがありましたらご相談ください。
評価・お礼
あるか さん
2013/09/10 22:13
回答ありがとうございます。
先生のおっしゃる通り、娘が3歳の時に夫婦間の不仲が原因で離婚しました。
また、娘が小さな頃泣いたり癇癪を起こしたりすると不愉快な顔をしたり冷たく接してしまっていた記憶があり、とても反省している反面、
今でも他のお宅に比べてとても冷たい母親になっていると思います…
仕事が忙しくて家事のひとつもしてあげられなくて、家に帰れば仕事の疲れからイライラしてしまって娘に暴君のような態度を取ってしまうこともあります。
それでもずっと笑っていた背景には、そんな苦しみがあったんですね。
親子としてもっと向き合い、歩み寄らなければならないことを痛感しました。
本当にありがとうございました。
回答専門家
- 小日向 るり子
- ( 東京都 / 心理カウンセラー )
- フィールマインド 代表カウンセラー
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。
会社員時代にボランティアで始めた電話相談員がカウンセラーとしての原点。退職後にカウンセラー資格取得。その後労働局にてハラスメント相談員を経て現職。相談内容を特化せずどんな言葉でも【聴く】ことに焦点をあてたカウンセリングを行っています。
(現在のポイント:-pt)
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