対象:投資相談
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老後資金の準備、商品選択について
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ごすけ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、まずは、運用の目的、期間、目標利回り、資産配分など、運用の基本計画から検討された方がよいように思います。
いきなり金融商品の選択から入ろうとして、混乱してしまう方が多いです。
どんな金融商品にも、長所短所がありますから、その特性が、ご自身の計画やお気持ちに合ったものか、よく検討することで、納得性の高いプランになります。
例えば、基本計画がある前提で、
為替リスクは抑えたい→為替ヘッジ付き投資信託、
死亡保障は不要、まとまった資金→外国債券を直接購入
などの候補も考えられます。
(注:候補はあくまで一例です。実際には、さまざまな要素を勘案すべきです)
金融商品は、保険だけではありませんので、他にもよい選択肢があれば、そちらも提示するのが、本来のFP相談です。
保険商品の紹介だけでなく、総合的なアドバイスをもらいたい場合は、FP事務所の有料相談もご検討ください。
以下、簡単にコメントします。
1米国ドル建て養老保険を老後資金にするのはどうなのか。
死亡保障(高度障害保障)、為替リスク、積立利率、保険コスト、中途解約の可能性など考慮して、比較検討してください。
どんな商品にもメリット、デメリットはあります。
2変額終身保険を老後資金にするのはどうなのか。
一生涯の死亡保障を得る目的であれば、死亡保険金の最低保証があるので、メリットがありますが、解約返戻金には、最低保証がありません。
保険のコスト面を考慮すると、老後生活資金の準備には不向きです。
3上記を受け取る時の税金や経費など気をつけることは
保険は、税金面では、一時所得や雑所得の扱いになり、有利になることもあります。
ただ、来年以降、証券投資は、NISAという制度が始まりますので、そちらも含めて総合的にご検討ください。
4ネット銀行の定期と上記1,2を比べてリスクなどはどうか。
ネット銀行の定期は、元本保証でいつでも換金できる点がメリットです。
ただし、ご承知の通り、今は運用でほとんど増えません。
5その他に何か貯蓄性のある商品はあるか
上に一例を書きました。投資信託だけでも3000種類以上あります。
6毎月分配型の投資信託の分配金は毎月受け取るのではなく、再投資した方が将来貯まっているか。
資産形成期の方は、再投資コース、もしくは、1年決算型など、リタイア後は、受取コースを選択するのが、一般的な考え方のようです。
ただし、運用の成果は、どう転ぶかわかりませんし、お一人お一人の計画やお考えによる部分が大きいです。
まずは、商品性の理解が必要です。
評価・お礼
ごすけ さん
2013/07/15 10:31
森本様、返信・適切なアドバイス有難うございます。
返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
森本様のアドバイス通り、一度立ち止まり、資産配分などなど、基本計画の整理をしなければと思いました。
ご指摘にありました目的、期間・・・などからあらためて整理し、商品の勉強も必要ですね。
「気持ちに合ったもの→納得性の高いプラン」を最終目的に冷静に再考したいと思います。
有難うございました。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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ごすけさん (東京都/47歳/女性)
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