対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
積み立てプランについて
- (
- 5.0
- )
みどり2112様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、今後の為替の見通しは、正確には誰にも分りませんが、ご心配のドル建て終身保険は、少なくとも、今まで掛けてきた分については、為替差益が出ているのではないでしょうか。
あとは、円建ての保険と比べて、積み立て利率が若干良いはずですし、また死亡保障や高度障害保障も付くので、掛け捨ての収入保障保険の保険料を削減しつつ、まだ小さなお子さんの扶養リスクにも対処できていることになります。
但し、毎月の積立額が大きく、かつ保険料はドルベースなので、円安に振れると、やや負担感がでるのは、確かですね。
おそらくこのプランを提案したFPさんは、保険商品しか、提案できない立場なのかと思われますが、積み立てプランには、当然ながら、定期預金や投資信託などもありますから、それらの選択肢も含めて総合的に提案を受けた方がよかったのかもしれません。
仮に私がそのFPさんの立場なら、心理的なリスク許容度も伺った上で、投資信託での積み立ても組み合わせで提案していたと思います。
投資信託の場合は、例えば、毎月○万円といった円ベース定額での積立プランを申し込めますので、円高(割安)の時は、口数をたくさん買付け、円安(割高)の時は、口数を少なく買付ける仕組みが自動的に作れます。
専門的には、これを「ドル・コスト平均法」といいます。
また、状況により、積み立てをストップすることや、減額することも簡単で、その場合も損はしません。
(いきあたりばったりはおすすめしませんが)
あとは、一言で投資信託といっても、ほぼ元本割れのない、MRFという商品などもありますので、こういったものを積み立てプランに組み合わせてもよいです。
投資信託は、その方のリスク許容度や目標リターンに合わせて、リスクレベルをコントロールできる点に特長があります。
つまり、FPとしての腕も発揮しやすい、ということですね。
おそらく、この米ドル終身保険は、ある段階で「払済保険」に変更できるはずなので、詳細を尋ねてみてはいかがでしょうか。
そのFPさんとも、よくご相談の上、今後の方針を決めてみてください。
評価・お礼
みどり2112 さん
2013/05/28 12:08
森本さま
大変ご丁寧にご回答いただき誠にありがとうございました。
また、色々な可能性をおしえていただきとても助かります。
さっそく担当さんに相談してみます。
たしか投資関係も取り扱うことができる方です。
分かりやすい説明をしてくださるので、大人気のFPさんみたいです。
なのでいつもお忙しい。現在も予約待ちです(待てません!!)
今更ながら「払済保険」に関して、この保険をご紹介いただいた時に
ご説明いただいた事を思い出し、ようやく心がほっとしました。
確か1年を超えてからの返戻率が他の保険に比べてとても良いときいたような・・・
でも「ある段階・・・」に関しては思い出せないのでFPに確認してみます。
保険見直し時に
投資信託に関しても様々なご説明、パンフレットもいただき
その中から私達はこの保険を選びました。ただあの時は円高。
1年分を一括で支払うか迷いました。
でも円安に振れた場合、月払いのほうがよいと言われたので
いずれ円安をなることを見越して月払いにしました。
ドル建て保険をきちんと勉強をしてから選択するべきでした。
素人にはわかりにくい事ばかり。頭が痛いです・・・
ところでなぜ月払いがよいのかわかりません・・・
あと、為替差益がどうして出ているのかよくわかりません。
お手すきの時にご回答をお願いします。
森本 直人
2013/05/28 14:39
みどり2112さま
評価・コメントありがとうございます。
全国各地に人気のFPが増えていることは、私も心強く思います。
予約待ちとはスゴイ人気ですね。
さて、為替の話ですが、米ドル建て保険は、為替差損益の表示などはされませんが、単純に米ドルが割安だった時に、円を交換して払い込んだ分は、円ベースでは得をしているという意味です。
円安に振れた場合、月払いの方がよいというのは、私もよくわかりませんが、もしかしたら、月払いの方が、米ドル建て保険料を払うタイミングが分散されてよい、という意味かもしれません。
ただ、年払いの方が、通常、保険料の割引があるので、貯蓄性は高まるのですが。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A