住宅ローンにいつて

ｓｈｉｂａｇｏｒｉさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『これから住宅ローンを組みます。その際に、七大疾病保障付住宅ローンというのをすすめられました。
なくなった場合はローンがゼロになると言いますが、入った方が良いのでしょうか。』
につきまして、

住宅ローンを組む場合、
多くの場合、団体信用生命保険に加入することになりますが、
既に生命保険で十分な死亡保障を確保できていて、
万が一の場合でも、残っている住宅ローンを完済するのに十分な死亡保障金額である場合には、
団体信用生命保険に加入する必要性は乏しくなります。

同様に七大疾病特約を付けるかどうかにつきましても、
既に医療保険に加入していて、十分にカバーできている場合には、
重複してまで付ける必要はないかも知れません。
また、加入することによりその保険でカバーできる七大疾病につきまして、
例えば、身内でガンにかかって死亡した方がいるなどという場合でしたら、
加入したくなるでしょうが、特に七大疾病で亡くなった方がいないということでしたら、
加入すればその分、保険料が割高になるのですから、
無理して加入する必要はないと考えます。

尚、火災保険や地震保険につきまして、
大震災の影響もあり、
今は多くの方が火災保険に加えて、地震保険にも加入する傾向にあります。
ただし、加入するに当たっては、
保障範囲や保険金の支払い条件などを十分に検討してうえで、
加入するようにしてください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/