最終的には働きやすい環境選択を

ku-mi-ko様

家計にプラスになる働き方を検討中とのこと。

扶養内・扶養外で金銭的に影響が出るのは
・ご主人様の手取り
・奥様の手取り
・奥様の年金、健康保険

これらを考える必要があります。


現在はご主人様の扶養に入っていらっしゃいますので
配偶者控除という所得控除がご主人様についている状態です。

一般的な会社は103万円を境にして扶養内・扶養外の認定をします。

扶養から外れますと配偶者控除38万円がなくなりますので
その分所得税・住民税がご主人様の所得税率に応じて増加します。

ただ、これはそれほど大きな問題ではありません。


昨今、日本の社会保障制度は厳しくなっており3号被保険者（扶養配偶者）の
認定が厳しくなっています。

今までは103万未満であれば。。。という所でしたが
勤務日数・時間により
103万未満でも配偶者から外れることがあります。

具体的には
（1）1日または1週間の所定労働時間が一般社員のおおむね4分の3以上の場合
（2）1月の所定労働日数が一般社員のおおむね4分の3以上の場合

ですので時給750円の会社で週4日の勤務ですと働く労働時間によっては
ご主人様と同じ社会保険の加入者となる場合があります。
手取りが多少落ちますが社会保険は会社が半分、年金と健康保険を負担して
くれるので実は一番良い働きかたかもしれません。


一番負担働き損となってしまうのは単純に自分で国民健康保険と国民年金に
加入しなければならない130万円以上というラインです。

ですので多くの方は129万円以内で抑える方が多いのは確かですが
ご主人の扶養控除も・・・という方は103万で抑えます。

この働き方が確かに「手取り」面では現在のところ優れています。

扶養から外れて収入が高いところで働く際は「社会保険完備」の会社を
選んでください。
先ほども書きましたが会社が半分、年金保険料・健康保険料を負担してくれ
自分で負担するよりも少し支出が少ないことと、奥様の将来の年金が多少なりとも
増える可能性があります。

最終的にはストレスなく元気に長く働ける会社を
選ぶ事が、なにより家庭・家計にはプラスになると思います。


参考コラム
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n1201


ご参考になれば幸いです。


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