対象:独立開業
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後藤 義弘
社会保険労務士
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ご質問ありがとうございます
まず、いただいたご質問の中で[2]および[5]についてはその専門家である「行政書士」さんなどにご質問いただき、そこでより詳細なアドバイスを求められることをお勧めします。 では順を追ってみていきましょう。
**[1]−1 許認可取得について
「家事代行業」を行うこと自体について、行政機関への特別な許認可の申請・届出などは必要とされていません。 ただメイドさんを派遣する相手が会社など法人で、その会社から直接「指揮命令」を受けメイドさんが業務に従事するような場合、このメイドさんの派遣は「労働者派遣事業」となり、労働者派遣の「許可」あるいは「届出」が必要になってきます。 例えば、(おそらく seiji14 さんの事業でこのような業務をお考えではないかもしれませんが…)メイドさんをメイド喫茶などを事業として行っている会社などに派遣するような場合はこれに該当してきます。
従って、お話のようなあくまで業務内容が「個人」向けのサービスとして行う派遣にとどまるのであれば、上のような「許可」・「届出」は必要ないと考えてよいでしょう。
**[1]−2 個人事業か法人か?
残念ながらお話の内容でどちらがよいかここで確定的な判断ができそうにありません。 法人での運営もメリットはあっても個人事業以上にそれなりの負担も強いられます。 したがってお話のとおり、はじめは個人事業でスタートし、軌道に乗ってから法人化する構想も合理的な選択肢だと思います。(誌面の制約上両者の有利・不利についてここでの詳細説明は控えさせていただきます。)
【関連Q&A】 ''個人事業主?会社?''
http://profile.allabout.co.jp/ask/qa_detail.php/2187
**[2] 「性風俗関連特殊営業」の届出は必要か?
お話のサービス内容を見る限りでは、これらが「性的好奇心に応じるサービス」を行う「性風俗関連特殊営業」に該当するものではなく …
補足
… 警察への届出は必要ないように思えますが、微妙な解釈問題となってくると私も専門外なので、その方面の許認可取得を得意とする「行政書士」さん、あるいは事業予定地管轄の警察署に問い合わせてみましょう。
**[3] 自宅を事務所に…
お話のような運用で問題ないでしょう。
**[4] メイドさんの給与体系
「給与も働いた分だけ時給で払う」
問題ありません。
ただ、メイドさんとの契約形態にもよりますが、それが「雇用(労働)契約」である場合、メイドさんは「労働者」としての扱いとなるため、「労働基準法」など労働関連法規のしばりを受けます。 (例えば、最低賃金や残業代、各種保険加入など… )
これらのルール(最低基準)を守る以上、お給料の額や時給・日給などの支払形態などについて seiji14 さんと雇用されるメイドさんとの間の「合意」により決めればよいことになります。(このあたりの法対応については別途お問い合わせいただければ回答いたします)
**[5] 援助交際?
「未成年者」のメイドさんを想定されているのでしょうか?
私自身「援助交際」のはっきりとした定義がわからず、このあたりは専門外でもあり残念ながら明確なお答えができそうにありません。
ただ、お話のサービスが援助交際なのかどうか、違法なのかどうかは別として、未成年者(ここでは18歳未満)の「雇用」となると、例えば「深夜」の派遣について、女性の夜10時以降(朝5時まで)の仕事は制限されるなど、労働基準法上のいくつかの規制と事業主としての責任問題について知っておかなければならないでしょう。
ProFile内にもこのあたりの問題に詳しい行政書士の先生がいらっしゃいます。 そちらでより具体的なアドバイスを求めてみてはいかがでしょう。
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