対象:住宅資金・住宅ローン
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松永 文夫
ファイナンシャルプランナー
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連帯債務者と連帯保証人について
nono1227さん、こんにちは。
FPコンサルティングオフィスの松永です。
自営業の方の場合は所得金額でみられますから、結果的にローンの審査は厳しくなりがちですね。
借入人の収入(自営業者の場合は所得)では不足する場合や、借入人が団信(団体信用生命保険)に加入できない場合等に銀行は連帯保証人を要求してきます。
さて、連帯保証と連帯債務ですが、ご主人が返済できなくなった場合はどちらの場合もnono1227さんが返済義務を負うことになります。
そして団信(団体信用生命保険)に入っていれば、ご主人に万が一のことがあった場合にはその保険金でローンは完済されますから、その後の返済義務は無くなります。
連帯保証と連帯債務の違いはと言うと、主に2点挙げられます。
一つは、連帯債務の場合は連帯保証と違い、両者が債務者として登録されるということ。そして二つ目が銀行の審査時の収入金額の見方です。連帯債務の場合は両者の収入(或いは所得)の合計で計算されますが、連帯保証の場合は連帯保証人の収入は約5割の掛け目で計算されます。
団信については、「フラット35」は任意加入ですが、銀行のプロパーの住宅ローンは必ず加入すると思って下さい。その保険料は銀行によって無料(実際は金利に含まれている)のところと別途支払うところとがあります。
この団信の保険料だけでなく、保証料や事務手数料など銀行によってかかる費用はさまざまです。住宅ローンを利用される場合は、金利の比較だけでなくこれらの費用を含めたトータルの負担額で比較して最も有利な銀行を選ぶようにしてください。
以上、参考にしていただけましたら幸いです。
FPコンサルティングオフィス 代表 松永 文夫
http://www.fp-consul.jp/
補足
銀行によっては「ぺアローン」というものがあります。これはご主人とnono1227さんのそれぞれが借入人となるものです。この場合、団信には2人とも加入します。これの良いところは、二人とも住宅ローン控除という税額控除を受けられるということです。
nono1227さんは安定した収入がおありですから一考に値すると思います。
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この回答の相談
住宅の購入を考えております。
仮審査を銀行の住宅ローンでお願いしました。
夫40歳 自営業 昨年法人にして赤字申告 それまでは黒字
妻40歳 公務員
銀行の担当者より「妻を連帯保証人」… [続きを読む]
nono1227さん (埼玉県/43歳/女性)
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