対象:矯正・審美歯科
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Re:噛み合せの矯正
青山審美会歯科矯正の小谷田です。
あなたは噛み合せにかなり問題があると指摘されたそうですが、これは不正咬合、咬合異常があることを示します。
また、根本的治療にはかなり大掛かりな処置が必要とは、全顎的な咬合治療が必要であることを示しています。
できるだけ自分の歯を残して全顎的な咬合治療をする術式は、歯科医療では矯正歯科がこれに該当します。
今の咬み合わせの状態は、噛む力の分布が不均衡で、一部の歯に大きな噛む力の負担がかかっていると思われます。
そのため、顎のズレや咬み合わせの障害が生じているわけです。この状態が続くと、顎の関節に不適当な力が加わり、
いわゆる顎関節症になる可能性も高いと思われます。
したがって、まずやらなければいけないことは歯を正常な位置に誘導し、上下の調和した歯列弓の関係をつくることです。
この目的のためには矯正歯科治療が必ず必要になります。
順番として、矯正歯科治療によって正常な歯の位置を確立した後にはじめて、歯の形が悪い場合はか被せ物にして
正常な歯の形をつくります。
以上の治療でも解決出来ない上下の顎の不調和がある場合は、口腔外科治療が必要になってきます。
顎の変型、偏位などがあり外科手術を前提とした咬合治療の場合は矯正治療も含めて保険適応となりますが、
矯正歯科治療単独の場合は保険は適応されません。詰め物や被せ物は使う材料によって保険適用と不適用が
あります。
要するに、咬合治療によって顎口腔に生じている噛む力の分布を規定・再分配することが必要なわけです。
回答専門家

- 小谷田 仁
- ( 東京都 / 歯科医師 )
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
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